iPhone 6から搭載された決済機能「Apple Pay」を使うべく、筆者はこの夏、ハワイまで銀行口座を作りに行ってきました(関連記事)。
米国に続き、英国でも2015年7月からApple Payが開始。英国の銀行が発行するクレジットカードやデビットカードを登録し、NFCを利用した決済に使えるようになりました。
今回は9月上旬にロンドンを訪れる機会があったので、さっそくApple Payを試してきました。
オイスターカードの代わりにApple Payを使える
ロンドンでは非接触型ICカードとして「オイスターカード」が広く使われています。オイスターカードはSuicaのようなプリペイド式ですが、PayPassなどの非接触型の決済手段にも対応しており、2015年7月からはApple Payにも正式に対応しました。
Apple Payで改札を通るには、あらかじめiPhoneのPassbookアプリを開いて使用するデビットカードなどを選択し、指紋認証を終えた状態にしておきます。そこから1分以内にリーダーにタッチすればOKとのこと。
ロンドン交通局は、米国で発行されたカードが使えることを完全には保証していないものの、筆者が持っているファーストハワイアンバンクのデビットカードは問題なく使えました。
なお、Apple PayはiPhoneのバッテリーが切れると機能しなくなり、その状態で車内検札を受けるとペナルティーの対象になり得るため、改札を通る前には十分な残量があることを確認する必要があります。
(次ページでは、「上限制のキャップが便利!」)
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