「BIGLOBE SIM」なら安心して使える!!
ここまでは「BIGLOBE スマホ」の概要をご紹介したが、実際に利用するに当たって、気になるポイントを通信サービスである「BIGLOBE SIM」にフォーカスして、より具体的に解説する。
一般的に初めて格安SIMサービスを利用する場合、「所有している端末で使えるか分からない」という方も多いのではないだろうか。「BIGLOBE SIM」を利用するために必要なのは、NTTドコモのXi対応端末(iPhone/iPad/Android)かSIMフリー(SIMロックフリー)端末の2種類。SIMロック解除などの手続きを行なうことなく、端末のSIMカードを挿し替えるだけで利用できる(端末によってはネットワークに接続するためのAPN設定が必要)。利用中の端末が対応しているかどうかについては、BIGLOBEのサポートページで公開されている「動作確認済み端末一覧/設定方法」で、サクッと確認できる。
「BIGLOBE SIM」はNTTドコモの通信回線をレンタルして使っているため、利用エリアはNTTドコモのサービス(Xiエリア+FOMAエリア)とまったく同じだ。通信速度は下り(受信時)が最大375Mbpsで、上り(送信時)最大50Mbpsとなっている。利用する場所や時間帯で通信速度が変わることはあるものの、つながりやすさはNTTドコモのXi/FOMA回線相当で、サクサクと快適に利用できる。
090/080/070など、今まで使っていた電話番号をそのまま使いたい場合は、MNP(携帯番号ポータビリティ)を利用するといい。利用開始手続きの際に乗り換え元のキャリアから発行されたMNP予約番号(電話などによる申し込みで取得できる)を申請することで、電話番号をそのまま引き継げるようになる。しかも、「BIGLOBE SIM」ならMNP移行時の電話が使えなくなる時間はほとんどない。店頭でキャリア間のMNPを利用する場合とほぼ変わらないといえる。むしろ、自宅からSIM切り替えができるため、使い勝手が良いといっていいだろう。ビジネスなどで、スマートフォンが使えない期間があると困るという方なら、これは特にありがたいはずだ。
利用できるサービスもキャリアとほぼ同じだ。唯一キャリアメール(「docomo.ne.jp」など)は使えなくなるが、LINE、Twitter、FacebookなどのSNS、Gmailなどのメールサービスは利用できるので、大きな問題ではないだろう。何より格安な「BIGLOBE SIM」のサービスを使えるのであれば、キャリアメールが使えなくなる程度なら十分納得できる。
「BIGLOBE SIM」とNTTドコモのSIMカードで 利用できるサービスの違い |
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種別 | BIGLOBE SIM | NTTドコモのSIM |
利用可能エリア | Xiエリア + FOMAエリア | |
LTE通信 | ◯ | ◯ |
音声通話 | ◯ | ◯ |
ネット閲覧 | ◯ | ◯ |
キャリアメール | × | ◯ |
Webメール | ◯ | ◯ |
SNS (LINE、Twitter、 Facebookなど) |
◯ | ◯ |
アプリのダウンロード | ◯ | ◯ |
動画配信サービス (YouTube、 ニコニコ動画など) |
◯ | ◯ |
音楽配信サービス | ◯ | ◯ |
公衆Wi-Fi | ◯(一部プランを除き追加料金不要) | ◯(一部プランを除き追加料金不要) |
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