ThinkPad10 20C1002PJP
●レノボ
●直販価格 8万5320円
最上位のAtomとWUXGA液晶を搭載
10.1インチ液晶搭載Windows 8.1タブレット。現在『Surface Pro3』が大人気だが、液晶が12インチと大きいため、常に持ち歩くにはかさばると感じる人もいるだろう。また、昨年は8インチタブレットが人気だったが、文字が小さく見づらいというネックを抱えている。本機は、ちょうどその間の“いいとこどり”を狙った製品だ。
ボディーにマグネシウムフレームやアルミのリアカバーを採用するなど、ThinkPad品質に沿った堅牢な質感で、手に持ったときの感触もすばらしい。1920×1200ドットのWUXGA液晶の搭載など、1月に発売してヒットした8インチ機『ThinkPad 8』との共通部分も多いが、CPUがAtomの最上位となるZ3795になり、メモリーも4GBに増えるなど、基本性能は本機のほうが上だ。
Atom搭載機としてはトップクラスの性能 |
↑さすがにコアi5搭載の『Surface Pro3』と比べるとスコアーは半分程度だが、Atom Z3770搭載のThinkPad8と比べると13%ほど高い結果。Atom搭載ウィンドウズタブレットではトップクラスの性能と言える。 |
約8時間駆動で1日中使える |
↑7時間54分と1日使うには十分な駆動時間。バッテリーが空の状態からの急速充電では、『ThinkPad8』に比べて6%多かった。ACアダプターが改良され、充電速度も高速化されたことがわかる。 |
【検証環境】バッテリー駆動時間:電源設定を"バランス"、液晶輝度を"50%"に設定。『BBench』でキー入力とウェブ巡回をオンにして測定。
アクセサリーが充実、メインPCにもなる1台
豊富なアクセサリーも魅力のひとつ。別売りとなるが『クイックショット・カバー』やキーボード、豊富な端子を備えるドックがそろう。電磁誘導方式デジタイザーペンは標準で付属し、1024段階の筆圧感知に対応。書き味は非常に滑らかで、追従性も高い。
耳を折るだけでカメラが起動 |
↑『クイックショット・カバー』(直販価格4471円)は、磁石で本体とくっつく仕組み。 |
カバーはスタンドにもなる |
↑カバーは中央部から折り曲げるとスタンドになる。端はゴム地で固定がラクチン。 |
●おもなスペック
ディスプレー 10.1インチマルチタッチIPS液晶(1920×1200ドット、224dpi)
CPU Atom Z3795(4コア4スレッド、1.59GHz、最大2.39GHz)
メモリー/ストレージ 4GB/64GB eMMC
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth4.0
インターフェース マイクロHDMI、USB2.0、マイクロSDカードスロットほか
バッテリー駆動時間 約10.2時間(公称値)
サイズ/重量 256.5(W)×8.95(D)×177(H)mm/約598g
OS Windows8.1 Pro(64bit)
■関連リンク
『ThinkPad10』製品ページ
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