2013年06月12日10時00分

無料のオンライン教育が世界を変える! ITと英語を使いこなす天才児たち

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 そこがテレビの電波さえ届かない辺境の地であったとしても、インターネットに接続できる環境があれば、世界を変える力を持った天才児を見つけ出し、その才能を伸ばすことができる。一昔前のSFやアニメで描かれていたようなことが、今、現実のものになりつつあります。

 カーンアカデミー(関連サイト)、コーセラ(関連サイト)、エデックス(関連サイト)。これらは最近巷で話題になっている無料のオンライン教育サービスの名称です。英語ではMOOC(Massive Open Online Courses)と呼ばれ、全世界で数百万人のユーザーを抱える巨大な教育ネットワークを構築しています。

無料のオンライン教育が世界を変える! ITと英語を使いこなす天才児たち

 インターネットを通じた動画配信、チャット機能などテクノロジー的には目新しいものではないのですが、すごいのはその概念です。

 通常であれば高い料金を取るだけの価値がある教育コンテンツを、「無料」で「世界中」の人に提供することで、「良質な教育には金がかかる」という世界の常識をひっくり返してしまったのです。あのスタンフォード大学やハーバード大学、MITなどの学生が受けるのと同じ授業を、誰でも無料で受講することができると言えばその価値がお分かりになるでしょう。

 しかも、「経済的な理由による世界の教育の格差をなくしたい」という社会的な目的を第一に考えられているため、一般的な「無料」ウェブサービスとは違って、後からプレミアム課金を要求されることもありません(今のところは)。

 もちろん、これだけ多くの人が集まるようになれば、いずれはそこから収益につなげようと考える人も出てくるでしょうが、今のところは、「世界中から超優秀な人材」が集まってくるところに価値を見出しているようです。

 この潮流に注目したのが、日本でジャーナリストやミュージシャンとして活躍するモーリー・ロバートソンさん(関連サイト)です。最近出版した電子書籍『自分を信じていい時代 水平化した世界で生まれる多様性』(関連サイト:Amazon)の中でも以下のように書いています。

 「今、これらのオープンな学習サイトに世界中の優秀な頭脳が結集しています。特にこれまで高度で高価な教育に接する機会に恵まれなかった途上国の学習者に対するポジティブなインパクトは計り知れません。優秀な人材にふさわしい舞台が与えられる機会が爆発的に増えることにより、人類の叡智の運用が効率化され、世界は進化の加速度を増していくでしょう。」
<本文より抜粋>

 世界ではGoogleやFacebookなどの一流企業による、オンライン教育成績上位者の争奪戦が始まっているといいます。中には10代前半でオファーを受ける子どもも登場しているとか。

 インターネットの世界的な普及により、チャンスは平等に行き渡るようになる一方で、競争は否応なくグローバルなテーブルで加熱していくのかもしれません。私たち日本人もうかうかしていられません。

無料のオンライン教育が世界を変える! ITと英語を使いこなす天才児たち

【書名】
自分を信じていい時代 水平化した世界で生まれる多様性
【著者名】
モーリー・ロバートソン著
【希望小売価格】
230円(税抜)
【発売日】
2013年3月28日
【内容紹介】
ITとは、「個人の志の実現」をかつてない速度と規模で加速してくれるツールです。大きな資本を持たない個人でも実現可能なことが飛躍的に増えました。また、インターネット上の様々な「無料」のサービスにより、境遇による「チャンスの格差」が是正されつつあります。たとえ途上国に生まれたとしても、優秀な人材であれば瞬く間に世界トップレベルのステージに立つことができる。あるいは個人のアイデアが世界中にシェアされることで、従来では考えられないほど大きな影響力を及ぼすこともあります。【読了時間 約38分】

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