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NVIDIAから待望のミドルハイクラスグラボが発表!! 『GeForce GTX560 Ti』は“買い”だ!!

2011年01月25日 23時00分更新

GTX560Ti

ゲーマー待望のグラボが登場しました!! 『GeForce GTX560 Ti』は、NVIDIA製GPUのラインナップのうち、ミドルハイクラスにあたる製品で、GeForce GTX460の後継にあたります。ちなみに、GTX460はここ最近でもっとも売れているGPUなんだとか。FF14効果でしょう。

「GTX570やGTX580はたしかに高性能だけれど、高価だしオーバースペック」という人は、このクラスの登場を待ちわびていたことでしょう! かく言う私もそのひとりです。

さっそく、GTX460と何が変わったのか見てみましょう。

 

●GTX560TiとGTX460のスペック比較
製品名GTX560 TiGTX460(1GB)
CUDAコア(SP数)384基336基
テクスチャユニット64基56基
コアクロック822MHz675MHz
シェーダクロック1644MHz1350MHz
メモリークロック4008MHz3600MHz
メモリータイプ1024MB GDDR51024GB GDDR5
最大消費電力170W160W
補助電源6ピン×26ピン×2

基本的には各項目のスペックが上がっているという仕様です。ポイントは消費電力がわずか10ワット増えているだけという点です。

また、オーバークロックについては、定格の822MHzから100MHz程度可能なようです。各メーカーから登場する製品は、リファレンスモデルよりOCクロックモデルのほうが多そうですね。

それでは、さくっと性能をみてみましょう。

GTX560Ti
GTX560Ti
GTX560Ti

【テスト環境】CPU:Core i7-980X(3.33GHz) 、マザーボード:ASUSTeK『Rampage III Extreme』(X58)、 メモリー:PC12800 DDR3 2GB×3、SSD:Crucial『CTFDDAC064MAG-1G1』(64GB)、 OS:Windows 7 Professional(64ビット) 

これらのタイトルだけでなく、おおまかにいって30パーセント以上の性能向上が見られるようです。特にDirectX11対応タイトルで性能を発揮しています。GTX460ユーザーでも買い換えの価値はありますね。

気になる価格はリファレンスモデルが2万6000円前後、OCモデルが2万9000円前後といったところ。さっそくZOTACからも新製品が登場しています。

 

●ZT-50301-10M(VD4137)
GTX560 Ti
↑コアクロック822MHz、シェーダクロック1645MHzのリファレンスモデル。210(W)×111(D)×36(H)mm。実売価格2万6000円前後。
●ZT-50303-10M(VD4136)
GTX560 Ti
↑コアクロック850MHz、シェーダクロック1700MHzのOCモデル。210(W)×111(D)×36(H)mm。実売価格2万9000円前後。

PCゲーマーにとっての鉄板グラボになるのは間違いなさそう。これは人気がでそうですね!

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