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2万円HDデジカム『Webbie』のテストレポート

2009年01月15日 21時30分更新

 CES開催期間中に発表、即販売された、2万円の激安HDデジカム。日本では販売されていないので、興味津々の方も多いでしょう。SONY Styleで販売されているのですが、CES開催時はラスベガスのショッピングモールにあるSONY Styleショップにありました。

WEBBiEこと『MHS-CM1』
WEBBiE MHS-CM1

 やはりアメリカンなカラバリが用意されているのですが、取材陣はジャパニーズらしくシルバーをチョイスしていました……。えっ、なんで~?

 2万円でどんだけの絵が撮れるんだ? という部分がキモだと思うので、サクッと試し撮りをしてみました。その動画が気になった人は次のページへどうぞ。

WEBBiE(MHS-CM1)で撮影したテスト動画

HD PLAY
(撮影者:イトー)

 というような画像になります。おっと、HD画像は左下の赤いボタンを押してくださいね。

ちなみに、24時間エンコしているイトーの感想。
・手ぶれすると、iPhoneのカメラみたいに斜めに映像が歪む。これがかなりキツいので3脚は必須。
・“HD感”はかなりあるので、2万円のおもちゃとしては十分。
・一見、画質もまぁまぁきれいだけれど、圧縮率は高めで、細部のディテールをうまく飛ばして、ビットレートを稼いでいる印象。
・光学5倍ズームはなかなか良い。
と、値段なりといった評価でした。

Web&動画編集担当のサカモトの感想。
・2万円だけど、ちょっと高い感じ。きっと某国がなんとかして、そのうちUFOキャッチャーの賞品になってくれるはず。
……。

本誌のデジカム担当一平の感想。
・レンズが……ね、レンズ。
まー、2万円だからね~。

 いずれにしろ、割り切りや、分かった上で使うには十分ではあります。静止画撮影もできるし(5Mピクセル)、メモリースティックなので記録も再生も早いし楽。ライトも付いています。記録形式はMPEG-4で、解像度は1440×1080ドット。

 電池内蔵なのでバッテリー交換ができないのと、手ブレ防止機能がないので、手持ちだと『クローバーフィールド』みたいな映像になるのが難点。でかい画面だとかなり酔います。

 とはいえ、激安だから何台か買って、『24』みたいなマルチアングル撮影など、遊べる部分は多いので、手軽にHD動画を撮りたい人にはいいかもしれません。(三宅)

細かいスペックなどは公式ページをどうぞ。
・ソニースタイル(アメリカ)

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