週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

新作タイカレーの「ゲーンパー」を実食

え「タイカレー」ってこんなにあるの!? 「グリーンカレー」で有名なヤマモリの新作にびっくり

2024年04月25日 17時00分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

ナベコが大好き!一番辛い「プリック」

ナベコ:私は辛いのが好きなので、今回食べてみて「プリック」が気に入りました!

弓矢さん:それはなかなかですね。タイ語で「プリック」は赤唐辛子。それと黒胡椒がきいていて、かなり辛さが強烈な商品になっています。

ナベコ:ほんと、強烈です! ヒリヒリした感じが段違いで、9種類味見した中で一番辛く感じました。辛いもの好きにはたまりませんが……ヒ~!!

弓矢さん:そうですよね。辛さレベルとしては、「グリーンカレー」や先ほどの「ゲーンパー」同じ5ですが、それより辛く感じられるかと思います。でも、タイの方に召し上がってもらうとこれが一番評判がいいんですよ。

ナベコ: やはり本場だと辛いのが好まれるんですね~。

弓矢さん:そうみたいですね。文化の違いもあって、発見があるとおもしろいなと思います。

弓矢さんが商品化に意欲を沸かすタイカレー

弓矢さん:タイカレー、つまりゲーンは実に様々な種類があって、こうやって商品化していますが、まだまだ日本では知られていないゲーンもあるんですよ。

まだ見ぬタイカレー(ゲーン)もあるとか……

ナベコ:どんなものですか?

弓矢さん:例えば、かなりマニアックなんですが、発酵タケノコを使用したゲーンがあるんです。香りをかぐと最初は非常に強烈に感じられて「これ本当に食べて大丈夫?」と思うほどなんです。が、食べ進めるうちにとてもおいしくて、クセになるんですよ。

ナベコ:え、どんな香りなんだろう……! とても気になります。それも商品化する予定なんですか?

弓矢さん:実は、社内で発酵タケノコを使用したタイカレーのアイデアを出した時に、当時の上司から「やめてくれ!」と一喝されてしまいました。ずいぶん特徴的な香りですから。

商品化を反対されてしまった、と弓矢さん

ナベコ:反対されるほどなんですね! 

弓矢さん:ですが、私は機会があったら挑戦したいなと思っています。とはいえ、原料としての発酵タケノコの調達が難しい。日本の基準をクリアしたものではないと商品化はできないし。いろいろとハードルはあります。そのうち実現できたら……と、胸に秘めております。

ナベコ:弓矢さんの情熱が伝わって欲しいですね~。タイフードを日常的にもよく食べるということですが、お酒にも合うとおっしゃってましたね。

弓矢さん:はい、タイのフードはお酒のおつまみとしてもおいしいですよね。例えば、「ガパオごはん」(ガパオの素)で鶏肉ではなく豚肉を炒めて、レタスに巻くとビールのおともに最高ですよ。

ナベコ:いいおつまみ情報! 今日はありがとうございます。タイフードをお酒のおともにもどんどん活用していきたいです!


 以上、ヤマモリ取材レポートでした。もともと醤油を作っていた会社がタイフードを手掛けることになる変遷や、タイフードの奥深さを知ることができました。


 ヤマモリは現在「グリーンカレー」を始めとするレトルトのタイカレー各種やスープやライス、調味料など30種近くのタイフードを手掛けています。

 タイの味を食べたくなったらチェックしてみましょう!

■関連サイト

ナベコ

酒好きご飯好きのライター、編集者。
♪アスキーグルメでおいしい情報発信中♪

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事