将来的にミドルクラスのビデオカードも増設できる仕様
ビデオカードを搭載していないので、内部はシンプル。それゆえか、フロントのドライブベイの隙間から裏側にまとめられたケーブルが見え、若干悪目立ちしている。とはいえ、ケーブル自体は用途や方向ごとに束ねられており、そこに雑さは一切ない。
裏側も見てみよう。メインストレージがSATA接続SSDの都合上、ケーブルがドライブベイにせり出しているが、それ以外のメイン電源ケーブルやCPU補助電源ケーブルは整然としている。
CPUクーラーはAMDの純正となる「Wraith Spire」を採用。大型のサイドフロー型CPUクーラーと比べるとヒートシンクが小さく、ファンも小型だが、冷却性能は十分だ。
Radiant VX3500B650AGは廉価なモデルだが、使用PCパーツは無駄なく厳選している。電源ユニットには、80 PLUS BRONZE認証のある「SilverStone SST-ET550-B」を採用。容量は550Wだが、将来的にビデオカードを追加したくなっても、ミドルクラス(GeForce RTX 4060 Ti程度)までならそのまま使える。
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