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長距離乗ってわかったHonda「N-BOX」が売れるワケ! 車内装備がどれも便利

2024年02月03日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

使い勝手が良い車内装備

前列シート

アームレスト

 N-BOXの室内は明るいグレーでクリーンな印象。シートはファブリックで座り心地が柔らか。このシートの良いところは、体が触れる部分に縫い目が出ていないというところ。ホールド感は薄いのですが、縫い目の場所によっては、長時間乗っていると痒くなるんですよね。

助手席側にあるコンビニフック

 収納は思ったほど多くないのですが、それでも必要にして十分といった印象。個人的にはコンビニフックの位置が低いので、上にあった方が使い勝手がいいと思いました。

コルク調のトレー

 助手席のコルク調のトレーは、結構アイデアモノ。というのも、色味が明るいからモノを見つけやすいのです。さらにザラっとした質感が、摩擦力によって小物のストッパーにもなります。

助手席のグローブボックス

ケーブルを挟むことができる

 グローブボックスはかなり大きく便利。大型のティッシュケースを入れるだけでなく、ケーブルを挟むことができる工夫がなされています。ですからタブレットを充電するのに好適です。

ステアリングは上下(チルト)はできますが、前後(テレスコ)ができない

 ステアリングは上下(チルト)はできますが、前後(テレスコ)ができないのはちょっと残念。テレスコができないのは、軽自動車あるあるだったりします。

走行モードセレクターはレバー式

 走行モードセレクターは、わかりやすく使いやすいレバー式。ボタン式ではないのでスッキリ感は薄いのですが、誰もが使うクルマゆえに、これが正解な気がしました。

助手席側Aピラーの様子

フロントタイヤ側の真下を見られる

 助手席Aピラーの近くには縦列駐車に便利な小さなミラーが用意されています。これは前モデルでも用意されていたのですが、それまでは2つだったのが、今回は1つになり大きく見やすくなりました。幅寄せをする時にとても便利です。ミラーの取り付け部分には後輪側が確認できる小さなミラーも用意されています。

天井面

 天面にはSOSボタンが配置されています。万が一の時でも安心です。

バイザー裏

 バイザー裏はスッキリデザイン。バイザー裏に駐車券を入れる筆者的としては、クリップのような機構(スリット)があったらいいのに、と思ったりしました。

運転席のドアノブ

 ドアノブにネジ穴が見えていたのは、少し残念な気持ちに。

メーターパネル

純正ナビゲーションを取り付ければ、ナビ画面表示もされます

 メーターパネルはフルLCD化されスッキリした印象。エンジン回転計はないのですが、速度表示が大きく見やすいです。純正ナビを組み合わせれば、ナビ画面の表示もできます。

 純正ナビゲーションは高精細で綺麗な画面。使いやすく文句ナシです。最近「ひらがな入力」の「あ」が左上にあるクルマを散見しますが、右上にあっていい感じです。

 これはいいな、と思ったのが純正オプションのドライブレコーダー。単体ドラレコの画面で動画を探そうとすると結構面倒だったりするのですが、ナビ画面から確認ができるのは実に便利です。

 ナビには車内Wi-Fi機能も用意されていました。気になる価格は1GBあたり300円のようです。

 USB端子はType-CとType-Aの2つを用意。Type-Cは車両に最初からついているもので、充電専用。Type-Aは純正ナビを取り付けた際についてくるもので、充電のほか通信にも用いられます。

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