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BMWのSUV入門モデル「X1」は硬派だけど走りと居住性に過不足ナシ

2024年01月14日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

◆スマホ連動はiPhoneのCarPlayがメイン

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 操作系をチェックしましょう。走行モードセレクターはイマドキなシーソースイッチ式。メーターパネルは昨今のBMWではおなじみのカーブドディスプレイです。「ノングレアだったら見やすいのに」というのはスマホにうるさい部員S。「でも、光沢の方が高級感ありますよ」とゆみちぃ部長。ディスプレイを語るアイドルは、ゆみちぃ部長だけでしょう。

 ステアリングリモコンまわりは、かなりスッキリしていて、クルーズコントロールも、あれこれボタンを押さなくても、一発で速度と車線監視が決まります。いちいちセットボタンを押さなくてよいのはホントに便利。

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スマホトレイ。一見ワイヤレス充電対応に見えるが、そうではない

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スマホを置く際は、バーに挟む

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USB-C充電に対応

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車両の電源をオフにしても、USB充電は可能のようだ

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Apple CarPlayには対応するが、Android AUTOは非対応

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Apple CarPlayを起動した状態

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ワイヤレスApple CarPlayに対応

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Amazonのアレクサにも対応する

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Androidを接続すると、アプリをインストールして連絡先同期が始まる

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車両の音楽再生アプリで、スマホの音楽を再生しているところ

 ASCII.jpらしく、車両のスマホ対応チェックしましょう。スマホトレイは挟み込み式でサイズを問わないのが◎。その一方でワイヤレス充電に非対応なのが残念なところ。ひょっとしたらオプション設定であるのかもしれません。

 ワイヤレスApple CarPlayには対応していますが、Android AUTOは非対応で、Android端末を接続するとBMWアプリのインストール指示がなされ、そして連絡先の同期が始まります。さすがに個人情報を広報車に残したくないので、今回同期しませんでしたが、その後はBluetoothでコントロールできるようです。

 驚いたのはアレクサ対応だったこと。家の家電などもアレクサでコントロールできるのでしょう。Apple CarPlayを使わなくても、スマホの音楽再生は可能ですが、選曲などはちょっと面倒でしたし、何より長いタイトルは表示できないのが残念なところ。

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ルームミラーまわり。SOSボタンも用意されている

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室内撮影用カメラが設置されている

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車内の様子を撮影することも可能

 車内を見回した部長は、ルームミラーあたりにカメラがあることを発見。「なんですかコレ?」というと、これはどうもドラレコカメラのよう。そして車内撮影にも使えそうです。つまりお友達とドライブして記念撮影ができる、というわけです。

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エンジンフードを開けたところ

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2リットル直4ターボエンジンを搭載する

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給油コック。タンク容量は54L

 エンジンは、2L 直4 DOHC 16バルブ ターボで、最高出力は204PS(150kW)/5000rpm、最大トルクは300N・m(30.6kgf・m)/1450~4500rpm。トランスミッションは7段ATで、四輪駆動というのが動力スペック。燃料は今や贅沢なハイオク専用。ガソリンタンク容量は54Lですから、高速道路でハイオク満タンをしたら1万円コースになります。

 さて、前置きが長くなりましたが、試乗記に移りましょう。

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