LINEのグループ入りは拙速だったのではないか
個人的にはソフトバンクは「LINEを傘下に収められる」と欲をかきすぎて、グループに招き入れてしまったのは拙速だったのではないかという気もしている。
LINEとヤフーとでは、個人のプライバシー情報に対する考え方が違うようで、ヤフーとして、いまのLINEの考え方や体制を改めてもらおうと必死に動き回っているという話も聞くほどだ。
このままでは「LINEとヤフーは昔のように別の会社として競争し合っていたほうが、日本のインターネットサービスは活性化されたのではないか」という評価になってしまいかねない。
「LINEとヤフーの経営統合は失敗だった」と烙印を押されないよう、LINEヤフーは早急にユーザーからの信頼を回復、PayPayとの連携を進め、「便利で楽しく安心なソフトバンク経済圏」の構築を目指さなくてはならないだろう。
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