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【グーグル新製品まとめ】AI進化Pixel 8/Pixel 8 Pro、Pixel Watch 2も発表!

2023年10月06日 07時30分更新

Pixel 8

進化を新デザインに込めたPixel 8

 次に発表されたのはAndroidスマートフォン「Pixel 8」と「Pixel 8 Pro」。私たちがこれまでに作った中でも、最も美しい携帯電話とRick Osterloh氏。

 製造時の環境負荷にも配慮し、シャーシにリサイクルアルミニウムを使用。また、パッケージにはプラスチックを全く使っていない。

Pixel 8

100%リサイクルアルミニウムのシャーシを採用

Pixel 8

パッケージにプラスチックを全く使用していない

 Pixel 8は小型化し、6.2型のディスプレーを搭載。およそ幅70.8×高さ150.5×厚み8.9mmで、重量は187g。サイズ、重量ともに、前モデルより小さくなっている。

Pixel 8

最大120Hzの可変リフレッシュレートに対応したディスプレーを搭載。最大輝度は2000ニト

 リフレッシュレートは前モデルの90Hz対応から、最大120Hzの可変リフレッシュレート対応へと向上した。最大輝度は2000ニトと明るい。

Pixel 8

異素材のコントラストが特徴的な、なめらかで美しい筐体だ

 メインカメラの画素数は、前モデルと同じく5000万画素。だが、センサーを変更し、F値は1.68と明るくなった。超広角カメラの画素数は1200万画素。マクロ撮影にも対応している。

驚異的な高画質カメラとAI編集機能を備えた
Pixel 8 Pro

 Pixel 8 Proは、やや縦長のデザインに変更。画面サイズは6.7型。ピーク輝度は2400ニト。42%明るい。

Pixel 8 Pro

Pixel 8 Pro

 温度計を搭載し、銅鍋の温度を見たり、赤ちゃんのミルクがちょうどいい温度が見ることもできる。現在、温度計の機能についてFDA(アメリカ食品医薬品局)に申請済みで、体温の計測に使用できるようになる予定とした。

Pixel 8 Pro

温度計機能を搭載

 さらに、動画処理機能「動画ブースト」にも対応。色、照度、手ぶれ補正、粒状性を調整することで、その場にいるかのような、リアルな質感を伴った動画撮影に対応。動画ブーストには「ビデオ夜景モード」も搭載。低照度環境でも、高い動画の画質を実現する。

Pixel 8 Pro

ビデオ夜景モードを使えば、動画の夜景の明かりも最適化できる

Pixel 8 Pro

重い動画データの明かりを、自然に、美しく映える明るさに調整できる処理性能に驚き

 Pixel 8 Proも5000万画素のメインカメラを搭載。超広角カメラ、望遠カメラも4800万画素へと進歩した。

Pixel 8 Pro

Pixel 8 Proは、超広角レンズ、望遠レンズともに4800万画素

両モデル対応の新機能「ベストテイク」と「音声消しゴムマジック」

 両モデルとも、カメラアプリに「ベストテイク」と呼ばれる新機能を搭載。集合写真の撮影時、被写体の顔だけを複数の候補から選べる。これを活用すると、例えば、数人が目を瞑っている写真を、全員が笑顔の写真に編集できる。

全員がカメラ目線ではない写真が撮れたとしても、好みの表情を選択して編集できる

ノイズが多く入った動画の音声

 また、騒がしい場所で撮影した映像の音声から、ノイズだけを除去する「音声消しゴムマジック」も使用できる。

ノイズの部分のみを消去できる

 プロセッサー「Google Tensor G3」は、CPUがArmv9アーキテクチャーになり、TPU/GPU/ISPについても新しいものを搭載している。

CPUがArmv9アーキテクチャーになった新プロセッサー「Google Tensor G3」

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