工程を5つに分けてパソコンを組み立てる
組み立て教室ではパソコンの組み立てを5つの工程に分解。CPUやSSDなどをマザーボードに取り付ける「Step 1」、PCケースに電源ユニットを取り付ける「Step 2」、マザーボードをPCケースに取り付ける「Step 3」、ビデオカードをマザーボードに取り付ける「Step 4」、OSをインストールする「Step 5」といった具合だ。
Step 1ではメモリー、CPU、CPUクーラー、SSDの取り付けを行うが、ここが最大の難所だったかもしれない。特にCPUの取り付けは、ソケットのピンを曲げてしまうとマザーボードがダメになってしまうという、緊張感のある作業となる。
失敗=ピンの破壊となりがちなだけに、ほぼ一発勝負。補助についているスタッフも積極的にアドバイスやお手伝いをして、各テーブルを回っていた。
もちろん、CPU以外が簡単というわけでもない。メモリーは斜め挿しになりがちだし、M.2 SSDは固定するネジが小さく取り付けが難しい。また、個人的に厳しいだろうと考えていた工程は、CPUクーラーだ。
Noctuaの「NH-U12S redux」は大型ヒートシンクのサイドフローモデルで、裏からバックプレートを取り付ける必要があるうえ、力のかけ具合が難しいネジどめとなる。さらに、ファンを引っかけるようにして固定する金具があるため、慣れていない人には結構な難易度だろう。
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