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JN-IPS2380FHD-C65W-NとJN-GC12Vをレビュー

連装VESAアクセとアームでディスプレー裏の死角を超有効活用してみた

2023年09月09日 10時00分更新

重量問題を乗り越えて、キメラ浮上す

 なお、このキメラ環境を見て、重量が気になるVESAマイスターもいらっしゃることでしょう。今回使用したアーム(JN-GC12V)の耐荷重は2~6.5kg。ゆえに、6.5kg未満ならOKという話です。

 ディスプレー(JN-IPS2380FHD-C65W-N)は約2.4kg(スタンド除いた実測値)で、今回取り付けたVESAアクセサリー6つの総重量が約5.5kgなので、合計重量は7.9kg。つまり、1.4kgオーバー。そう、僕はまたやっちゃったみたいです。43型4Kディスプレーに無理やりアームを取り付けてどえらい目にあった事からなにも学んでいなかったようです。

連装VESAアクセとアームでディスプレー裏の死角を超有効活用してみた

どうりでMR-VESA9の板が机にくっつくはず……。重みに耐えきれず、傾いちゃったようです

 「さて、どうすんべかな~……」と悩んでいたところ、後輩・松野は「クロネコヤマトの荷受けとFF14の部活があるから」とにべもなく帰宅。しかし、恨んではいません。とっくに日も暮れています。ぷんと匂うほどのあきらめムードが僕から漂い始めたその時、カメラマンさんから提案が出ました。

 いわく、アームをもっとしめてリフト強度を上げてみようとのこと。確かに設置準備段階ではあまりしめていなかったので、やってみる価値アリのトライです。ということで、もう少しだけあがいてみることにしました。

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キメラが浮いた~!!!!!!!!!!!

 人間なんでもダメもとでやってみるもんですね。アームをしめたら、見事キメラが再浮上。JN-GC12Vにはスペックシート以上の実力があることがわかりました。さっすがJAPANNEXT! だから今回も温かい心でこの悪魔の実験を許してください!(懇願)

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ちなみに、JAPANNEXTのアームには耐荷重12kgの「JN-ARM-GM112XDV」(直販価格 9980円)もあります。キメラにはこっちのほうが向いていたかもしれませんね

まとめ:ディスプレー裏の新世界には財宝が眠っている

 というわけで、VESAマウントを巡る大航海はいかがでしたか? 途中何度も難破しかけましたが、優秀なクルー(カメラマンさんと後輩)のおかげで、なんとか目的地に到着できました。予定していた航路からはだいぶ遠回りになりましたが……。

 ジサトラ一味の船長・四十肩のイッペイには、とりわけ厳しい海路でした。前回が思いのほかすんなりいったぶん、うっかり忘れておりましたが、ここは前人未到の新世界。気を抜いた者から荒ぶる大海の藻屑になるのです。

 しかし、ディスプレー裏のVESAマウントには未知のお宝が隠されていることも、十分おわかりいただけたかと思います。デッドスペースは超便利スペースに変わり、生産性爆上がりの作業環境になります。これは代えがたい財宝と言っても過言ではないでしょう。

 新人キャプテンのみなさんにおかれましては、屈強で機転の利く船員を集めて、くれぐれも用心しながら安全に進んでください。本稿がその羅針盤になることを祈っております。

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心残りは、前回紹介した長尾製作所の収納ホルダー「NB-VESAHOLD400」(実売価格 5100円前後)が、組み合わせの都合で付けられなかったこと。各アクセサリーのネジ穴は余っているので、ネジ受けを用意すればいける気がしますが、今回は重量問題もあったのであえなく断念……

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