Google Pixel Tabletは家族と一緒に使いやすい「一家に1台のタブレット」
充電スピーカーホルダーと合わせてシンプルに使いこなせる
Pixel Tabletはナノセラミックコーティングコーティングを施した、バスタブ構造の樹脂筐体としています。表面はさらっとした滑らかなさわり心地で、指紋の付着も目立ちません。筆者が試用した「Porcelain(磁器)」のカラーバリエーションは、少しグレーがかった上品なホワイトです。
約11インチの液晶ディスプレーは解像度が2560×1600画素、密度は276ppi。明るく発色も素直なので、写真や動画を表示した際に違和感を感じません。アスペクト比は16対10と長辺がより長く、第10世代のiPadに比べると“面長”に見えます。質量は第10世代iPadのWi-Fiモデルが約477gですが、Pixel Tabletは約493gと16gほど重くなります。
背面と前面に8MPカメラを搭載しています。特に前面ディスプレー側のカメラが、本体を横に構えたときにトップ中央の位置になるよう配置されているので、ビデオ会議の際にカメラに目線を合わせやすくて良いです。1080/30p対応の画質、84度をカバーする視野も十分に良好。筆者はこれからPixel Tabletをオンライン取材の用途に使い込んでみるつもりです。
本体には4つのユニットによる横向きステレオスピーカーがあります。通話、録音、Googleアシスタントとそれぞれに役割が異なる3基のマイクユニット、デジタルコネクタとしてUSB-Cを1基搭載しています。ヘッドホンジャックはありません。
背面には充電スピーカーホルダーと接続するために、ポゴピンタイプの磁器式ドッキングインターフェースがあります。アクセサリ コネクターとしても機能する4ピン仕様のインターフェースを活用して、ホルダー経由でPixel Tabletを充電したり、Pixel Tabletから音声データをホルダーに出力します。
ゆえに、ホルダーのスピーカーは今のところPixel Tabletとの組み合わせだけで動きます。ホルダーをほかのタブレットやPC、スマホにつないでBluetoothスピーカーとして使う機能がありません。ホルダーのスピーカーで音楽を再生中にタブレットを取り外すと、タブレットの内蔵スピーカーから音が聞こえてきます。
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