発光PCパーツが多いのにケーブルレイアウトがキレイ
発光PCパーツは普通のものよりもケーブルが多くなりがちだ。そのため、ケーブルの取り回しはずさんになりがちだが、サイコムはそこも抜かりがない。裏配線を活用し、PCケース内で遊んでいるケーブルがないように丁寧に組んでいる。
特に注目してほしいポイントは、マザーボードとビデオカードに接続している電源ケーブルだ。こちらも発光PCパーツの1つで、Lian Liの電源延長ケーブル「Strimer PLUS V2」シリーズを採用している。
普通の電源ケーブルだと光らないため、どうしてもPCケース内で悪目立ちする。しかし、この光る電源延長ケーブルなら、LEDストリップのようにPCケース内部を明るく美しく彩ってくれるというわけだ。また、このケーブルは幅があるため、ほかの細いケーブルを隠せるというメリットもある。
存在感が大きい3連PCケースファン
上部に3つ並んでいるPCケースファンは、PCケース内で最も目立つ存在と言ってもいい。これは光るファンをいかに魅せるか、という点を優先したレイアウトかもしれない。
というのも、この裏には排気口と電源ユニットがあるだけで、一般的なPCケースのような、前面から背面に流れる直接的なエアフローではないからだ。とはいえ、きちんと排気用のファンとして機能しているので安心してほしい。
CPUクーラーはCooler Masterの簡易水冷モデル「MasterLiquid ML120L V2 RGB」を採用。ヘッドとファンのRGB LEDが光る。
メモリーは定番のG.SKILL「Trident Z RGB」シリーズのDDR4-3200。すべてのメモリースロットを埋めるためか、標準構成で8GB×4になっている点が興味深い。もちろん、BTOメニューでは8GB×2、16GB×2、16GB×4といった構成も選べる。
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