選手のパフォーマンスを引き出す環境と
臨場感のあるゲーム観戦ができるイベントスペース!
そして、8Fフロアは今回グランドオープンした「eSports Studio AKIBA」になっている。「eSports Studio AKIBA」は、eSportsイベント・配信スタジオとして利用でき、プレイヤー視点でゲーミングデバイスからプレイ環境、控室までこだわったスタジオになっている。
スタジオの中央には98型のディスプレーを含め計15枚のディスプレーを設置。選手席計10席、配信ブース、実況配信ブース、観客席ゲーミングチェア20席(※スタッキングチェアの場合40席)があり、臨場感のあるゲームプレイ観戦と、イベント配信を実現する。
控室は2部屋あり、各部屋にはAKRacingのゲーミングチェアが5席、JAPANNEXTの50型ディスプレーが設置されていて、試合の様子を確認できるようになっている。
4月9日にはグランドオープンレセプションが実施され、その際は関係者のみが現地での観戦となったが、YouTubeにて配信され非常に多くの視聴者が視聴して盛り上がった。
配信された映像は、イベントによってはアーカイブされなかったり、期間限定のアーカイブになったりするかもしれないとのことだったが、基本はアーカイブされて後で視聴することもできる。公式サイトからもアーカイブのリンクにアクセスできるので、今後気になるイベントがあった場合は、確認するとイイだろう。
グランドオープンレセプションでは、ゲームキャスターのトンピ?さんが司会を務め、元プロゲーマーでゲームキャスターのふり~ださんがゲーム実況を行なった。
イベントは二部構成になっており、第一部では「eSports Studio AKIBA」の施設発表を実施、第二部ではプロゲーミングチームのスポンサー締結発表を行なった後、インフルエンサーによる『VALORANT』によるカジュアルマッチが行なわれた。
第一部の冒頭にはソフマップ代表取締役社長 中阿地 信介氏によるスタジオオープンによる挨拶が行なわれた。
中阿地氏曰く、まずソフマップ創業の地は秋葉原なので、その秋葉原でもっとeSportsを盛り上げるには、何が必要かを考えたという。そんななか、毎年入社する新入社員の7割以上が学生時代にさまざまなゲームを通じてeSportsに関わっていて、内定者向けの懇親会でもeSportsを盛り上げていきたい、という夢を語るメンバーが多かったという。
そこで、同社はeSports事業を拡げていきたい、もっと盛り上げていきたいという想いを受け、昨年2022年1月にeSports推進プロジェクトを立ち上げた。20名の精鋭でさまざまな案を検討し、競技会場の設置と大会の定期配信を企画することが決まり、競技人口の増加に貢献できたそうだ。
加えて中阿地氏は、専門店舗に設置された専門販売員により、eSportsプレイヤーをワクワクさせる最新デバイスの購入相談や、買い替え相談がプレイヤー目線でできる。そのため、安心・便利・親切・丁寧にゲーミングパソコン、デバイスを購入できる環境を作れたと感じている、と語った。
また、本施設の設計、設営においては同社のeSports推進プロジェクトの新卒3年目メンバーが中心に、プレイヤー目線で考案・作成した。また、KADOKAWA Game LinkageがプロデュースするFAV gamingとのスポンサー契約を通じてグランドオープンレセプションはもちろん、今後もイベントや大会などの運営も行っていくようだ。
そのうえで「これから現れる、数多くの若い世代のeSportsプレイヤーが、この拠点を通じて、世界で活躍することを心から願っています。ご視聴している方々も、ぜひ店舗に足を運んで頂き、最新のゲーミングデバイス、パソコンをご体感ください」とコメントした。
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