ほかにも最新世代のパーツが登場
また、CPUクーラー以外にも最新のパーツを紹介していただいた。今後STORMのPCに採用されるPhanteksのミドルタワーPCケース「G360_04」は、国内ではSTORMのみの取り扱いだという。
今回の取材では、実際にG360_04やオリジナルCPUクーラーを搭載したモデル「PG-4X80Z79」を製品例としてお見せいただいた。
PG-4X80Z79の主な構成 | |
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CPU | インテル「Core i7-13700K」 (16コア/24スレッド、最大5.4GHz) |
CPUクーラー | STORMオリジナル簡易水冷240mm |
マザーボード | MSI「PRO Z790-P WIFI」(インテルZ790、ATX) |
メモリー | DDR5-4800、8GB×2 |
ビデオカード | GeForce RTX 4080(16GB GDDR6X) |
ストレージ | NVMe SSD 1TB(PCIe 4.0) |
電源ユニット | 1200W 80PLUS Gold |
PCケース | Phanteks「G360_04」(ATX、ミドルタワー) |
サイズ | 200(W)×465(H)×455(D)mm |
OS | Microsoft「Windows 11 Home」 |
価格 | 44万8000円 |
PC内部のLEDファンの光り方は、ケースのボタンで一括調整できるように配線されている。短押しで発光パターンを変更でき、長押しすればファンの光を消すこともできる。
ファンのLEDについては、以前から簡単に消灯できるようにしてほしいという声も多かったため、PCケース上で操作できるようにこだわったという。これもSTORMならではのPC初心者への心配りだろう。
また、同社が新しく採用を始めた新世代の電源ユニットも見せてもらった。最新世代のGeForce RTX 40シリーズなどで採用モデルが現れている、PCI Express 5.0世代に対応した電源規格、12VHPWRをサポートした電源ユニットをしっかりと採用しているのが好印象だ。
近年のビデオカードやCPUを採用した高性能なゲーミングPCは、消費する電力もより大きくなっており、これまで以上に容量の大きな電源ユニットが必要とされる。STORMでは、以前から容量に余裕のある電源ユニットを採用することを指針としていた。
今回の電源ユニットも、1200Wという最新のハイスペックゲーミングPCで十分に余裕のある容量になっている。ドライブの増設など、購入後のちょっとしたカスタムなどでも不安はないだろう。
細かい配慮が嬉しいSTORM
PC初心者ほど要チェック!
PCゲームのユーザーの増加によって、日本のゲーミングPC市場もより激戦区となっている。BTO PCメーカーも、安さを売りにしたり、さらなる機能性を求めたり、あるいはデザインを追及したりとそれぞれに特色のある製品展開を目指している。
そうした中にあって、STORMはよりPC初心者に目を向ける姿勢を強くしている。余計な気苦労を負わず、快適にゲームを楽しめるようにという心遣いが魅力と言えるだろう。ゲーミングPCを購入する上で、長く使えるしっかりとした製品を選びたいという人は、ぜひSTORMの製品をチェックしてみてほしい。
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