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ソニー「Xperia 10 IV」は処理性能、カメラ、携帯性が絶妙バランスのミドルレンジ機

2022年06月20日 12時00分更新

カメラ画質は価格帯を考えれば満足のいくレベル

 Xperia 10 IVには「ZEISSレンズ」などは搭載されていませんが、16mm超広角(F2.2、8MP)、27mm広角(F1.8、12MP)、54mm望遠(F2.2、12MP)のトリプルカメラが採用されています。Xperia 1 IVほど各カメラの色味が統一されていない印象を受けましたが、それぞれの画質は価格帯を考えれば満足のいくレベルです。下に作例を掲載したので、実際の画質はぜひご自身の目でご確認ください。

 動画については歩きながら撮影すると、違和感のあるちらつきが感じられました。今回の貸出機はファームウェアが最終ではないため「最終画質」ではありませんが、歩きながら動画を撮影する際にはスマホ用のジンバルなどと組み合わせたほうがよさそうです。

リアカメラには16mm超広角(F2.2、8MP)、27mm広角(F1.8、12MP)、54mm望遠(F2.2、12MP)を搭載

0.6倍で撮影。イメージ情報:3264×2448ドット、ソフトウェア:65.0.B.0.713、シャッタースピード: 1/630、F値:f/2.2、ISO感度:50、露出モード:Program(auto)

等倍で撮影。イメージ情報:4000×3000ドット、ソフトウェア:65.0.B.0.713、シャッタースピード: 1/1301、F値:f/1.8、ISO感度:50、露出モード:Program(auto)

2倍で撮影。イメージ情報:3264×2448ドット、ソフトウェア:65.0.B.0.713、シャッタースピード:1/1486、F値:f/2.2、ISO感度:50、露出モード:Program(auto)

10倍で撮影。イメージ情報:3264×2448ドット、ソフトウェア:65.0.B.0.713、シャッタースピード:1/3940、F値:f/2.2、ISO感度:50、露出モード:Program(auto)

等倍で撮影。イメージ情報:4000×3000ドット、ソフトウェア:65.0.B.0.713、シャッタースピード: 1/140、F値:f/1.8、ISO感度:50、露出モード:Program(auto)

等倍で撮影(夜景モード)。イメージ情報:4000×3000ドット、ソフトウェア: 65.0.B.0.713、シャッタースピード: 1/33、F値: f/1.8、ISO感度:1431、露出モード:Program(auto)

 動画は1920×1080ドット、30フレーム/秒で撮影。

【まとめ】処理性能、カメラ画質
そして携帯性が絶妙な定番ミドルレンジ機

 Xperia 10 IVはミドルレンジクラスのスマホ。処理性能やカメラ画質はフラッグシップのXperia I IVには及びません。それでもトリプルカメラによってさまざまな撮影シチュエーションに対応できますし、画質設定を上げすぎなければ「PUBG MOBILE」などの3Dゲームもストレスなくプレイ可能。そしてボディーはなかなか上質です。

 6万円台でAndroidスマホを探しているのなら、ぜひ購入候補に加えていただきたいバランスのいい端末です。

  Xperia 10 IVの主なスペック
メーカー ソニー
ディスプレー 6型有機EL(21:9)
画面解像度 1080×2520ドット
サイズ 約67×153×8.3mm
重量 約161g
CPU Snapdragon 695
メモリー 6GB
ストレージ 128GB
OS Android 12
5G対応周波数 Sub 6
カメラ アウト:800万画素、16mm/超広角
+1200万画素、27mm/広角
+800万画素、54mm/望遠
/イン:約800万画素
バッテリー容量 5000mAh
防水/防塵 ○/○(IP65/68)
NFC/おサイフケータイ ○/○
生体認証 ○(指紋)
USB端子 Type-C
カラバリ ブラック、ホワイト、ミント、ラベンダー(ソフトバンク取り扱いなし)

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