32GBメモリーとPCIe 4.0接続の512GB SSD、2TB HDDを採用
写真・動画編集を実際に試してこそわかる驚きの性能、第12世代Core i7とRTX 3060搭載のクリエイターPC「DAIV Z7」を試す!
拡張・冷却性ともに高いミドルタワー、取っ手とキャスターつきで室内の移動も楽
DAIV Z7の外観の確認をしていこう。といっても見た目は従来モデルから変わらず、大きな取っ手とキャスターが特徴的なミドルタワーパソコンだ。本体サイズはおよそ幅190×奥行き501×高さ490mm(突起物含む)、重量は約11.5Kgと、ミドルタワーとしては若干大きめ。しかし、大きいぶん本体内部の余裕があり、メンテナンス性が高く冷却効率も高いと思える。
手前上部には大きな取っ手、後方下部にはキャスターがついているので、移動しやすくなっている。撮影現場などに持ち出して使用する際にも、移動が楽に行なえる
上部にマイク入力、ヘッドフォン出力、USB 3.0が2基、電源スイッチが並ぶ
フロントパネルは上下分割しての取り外しが可能で、上半分には5インチが3基と3.5インチが1基、オープンベイが用意されており、外部からアクセスするドライブやカードリーダーなどを収めることができる。
背面インターフェースも豊富。USB 3.0が4基、USB 3.2 Type-Cが1基、2.5GHz対応の有線LAN、マイク入力、ラインイン、ラインアウト、リアスピーカー、サブウーファー、SPDIFと揃っている。GPUの出力はHDMI出力、DisplayPort×3で、4画面への出力が可能だ。またThunderbolt 4拡張カードにはThunderbolt 4端子(USB Type-C)が2基ある。なおマザーボード側のディスプレイ出力は利用することはできない
内部スペースは十分に確保されているため、拡張性も高い。なお、標準構成の電源は700W(80PLUS BRONZE)で、将来的にストレージを増設したいなら、電源も大容量へのカスタマイズを考慮しておいたほうがいいだろう。
本体内部は余裕があり、メンテナンスや拡張時に隙間から手を入れやすい
水冷CPUクーラーを採用。ラジエーターは120mmで、背面側に装着されている
GPU付近の風を側面から排気するファンも搭載
フロント下部には3.5インチシャドーベイが4基ある。標準構成では一番上のベイが埋まってた
上部にはフロントからアクセスできる5インチオープンベイが3基。拡張性は十分に確保されている
ミドルタワー型なのでサイズと重量的に大幅な移動は覚悟が必要だが、取っ手とキャスターにより、スタジオや事務所内でのちょっとした移動なら楽に行なうことができる。