ホンダの走りが体験できる
新型CIVICにも車内を彩るライトが!
続いて今年2台目のオススメクルマは「CIVIC」。またしてもHondaかよ、と言わないでください。このCIVICが本当にイイクルマなのです。唯さんも、当方の取材で運転して「このクルマ、乗り心地がよくて居心地がよいから家族の1台にピッタリ。でも、運転の楽しさもキチンとあって。MT設定があるのもイイですね」と好印象を抱かれた1台。
「あとCIVICは、羽根を付けるとカッコよくなるんですよ! 羽根があってこそCIVICですよね!」と唯さん。不肖も同意でして、その旨を「ひょっとして、僕たち気が合います?」と問いかけてみたのですが「あ、そういうのじゃないんで……」とバッサリ。
気を取り直し、ドアに近づいてもらいました。すると足元にボンヤリとパドルライトの明かりが点灯。「なんかウェルカムライトみたい。こういうさり気ない演出は気分があがります」と唯さん。「こういうのは、ワンランク上のクルマと思わせるんですよ」と言いながらドアに手をかけると、今度は地面にCIVICの文字が映し出されるではありませんか。
「高級車で見たことありますが、これもプレミアムなクルマという印象を与えてくれますね。大抵はメーカーのロゴや名前だったりするのですが、車種名を表示するのは面白いですね」という鋭い指摘に不肖も思わず「確かにHのマークじゃなくて、CIVICというのが面白いですね」と同意。こうしたアイテムって何のためにあるんだろう? と思っていたのですが、乙女のハートを掴んで話題を作ることに成功したところから、なるほどコレは有用なアイテムだと実感しました。
さて、夜も深い時間になり、さらに冷え込んできたので、暖かな車内にお招きしましょう。
CIVICの助手席の足元を照らすのは赤い光。「VEZELは青と白でしたけれど、CIVICは赤と白なんですね。この赤はイイですね。考えてみたら、赤いイルミってありそうでないかも」と唯さん。「それにボディーカラーとイルミを合わせるのもオシャレ!」と、かなりキュンキュンされている様子。唯さんの気分はさらに上がったように見えます。そして妖艶に光るブーツに目をやった瞬間「また足ばかり見ている!」と教育的指導を受け……。
車内に入った唯さん。「これ見て! ドリンクホルダーも赤く光っている」と興味を示します。「ここにペットボトルの水とか置いたらロゼワインみたいになるのかな」と、オシャンな事を思い立ったりも。「さっきのVEZELよりも光り方が直接的なんですね。面白いなぁ」と白魚のようなか細い指がドリンクホルダーをそっと撫でます。
「赤はちょっとムーディーすぎるかなぁ」という方には、LEDホワイトイルミネーション仕様も用意。「先ほどのVEZELと同じく、白だとほかの部分と統一感が出てきますし、清潔な印象を受けますね」。清潔感のある男性はモテるらしいですから、白はいい選択かも!
CIVICも、VEZEL e:HEVと同様、ドアポケットとドアハンドルにイルミネーションが灯ります。「このドア側のイルミネーションはホントに実用的な上に、さり気なくていいですね」と、もはやマストアイテムといえるでしょう。
VEZELと違うのは、ドアの内張に水平に赤いラインが灯るところ。「スポーツカーで内装に赤いステッチがあるクルマは時折みかけますが、光の演出でスポーツカーらしさを演出するのはオシャレ」とニコニコです。そして車窓から見える夜景に「横浜の夜景って綺麗ですね」と唯さん。車内イルミと相まって「どこか現実的じゃない空間というのかな、そういう場所にいるみたいですね」と気に入られたようなので「ハマの夜景より君の方が綺麗だよ」とキザなセリフを一言。「それ、今日2回目なんですけど」とツッコミながらも、やっぱり満更でもなさそうです。ただ、当たりが強くなっているような気もします。
「夜景とかイルミは好きですけれど、この時期は寒いから外に出るのはちょっと……と思うんですよね。でもクルマの中なら暖かいしいいかな。そして車内イルミって自分たちだけのものって感じで気分がアガりますね。特にCIVICの赤いイルミはその感じが強いです」と唯さん。
クルマの中から夜景を見て、さらにクルマの中もムーディーな明かりを灯し、こうしてドライブデートの夜は更けていくのでした……。
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