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1kgアンダーの5in1 PC「dynabook V8/P」を触って理解

ノートPC選びで迷ったらIntel Evoプラットフォーム対応PCで間違いない理由

2021年02月02日 11時00分更新

軽負荷なゲームであればフルHDでプレイできる

「3DMark」Fire Strikeのスコアー

「3DMark」Night Raidのスコアー

「3DMark」Wild Lifeのスコアー

 一方で、内蔵GPUの性能はこちらも定番の「3DMark」で計測した。描画機能が強化されたIntel Iris Xe Graphicsだが、画質を落とせばフルHDでもゲームを遊べるというレベルだとわかった。従来のIntel UHD Graphicsと比べて、大幅に性能が上がっているのは確かだ。

「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ」ベンチマーク、1920×1080ドット時の結果。画質は標準設定(ノートPC用)

「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ」ベンチマーク、1920×1080ドット時の結果。画質は最高品質

 同じくグラフィック性能を「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ」の公式ベンチマークで試してみたが、1920×1080ドット設定だと一番下の標準設定(ノートPC用)にすることで“とても快適”判定が、一番上の最高品質設定で“快適”判定が得られた。

 ただし、ベンチマーク中の平均フレームレートという観点で見ると、前者は平均48fps、後者は平均25fpsと控えめで、高画質&高フレームレートでがっつり遊びたいユーザーにはゲーミングノートPCがオススメだ。しかしながら、1kg切りの軽量ノートPCでもこの程度まで出てくれるのならば、まったりとFF14の世界を旅したり、生産に励むなどの遊び方なら十分楽しめそうだ。

まとめ:Intel Evoプラットフォーム対応ノートPCは好感触

 以上で簡単ではあるがIntel Evoプラットフォームに対応したdynabook V8/Pのレビューは終了だ。価格が約24万円とさすがにいい値段はするものの、軽い割にキビキビとした動作でかなりの好感触。長く使える相棒としては申し分ない。最近はARMベースのノートPCも話題だが、まだまだx86環境でないと動かないソフトやハードは多く残されている。どこにでも持ち運べて快適に作業をこなせるPCが欲しいなら、Intel Evoプラットフォーム対応ノートPCを選んでおけば間違いない。

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