「G34WQC」の基本をチェック
UWQHD解像度&曲率1500Rの魅力に続いて、「G34WQC」の使い勝手を見ていこう。箱から出すときこそ、34型ウルトラワイドのためひと苦労するが、アームは液晶パネルに固定済みで、スタンドを裏面からツールレスで固定するだけで完成とお手軽になっている。
スタンドには+20~-5度の範囲で前後に傾斜できる角度調節機能と、100mmの昇降機能が備わっている。入出力端子はHDMI2.0×2、Display Port 1.4×2の4系統を装備しており、便利なピクチャーインピクチャー(PIP)と、ピクチャーバイビクチャー(PBP)機能も備わっている。
ただ、HDMI接続時のPlayStation 4 Pro(解像度:自動)を接続すると、3840×2160ドットとして認識され、上下左右が切れた状態で表示されてしまった。手動で「1080p」に設定、「SETTINGS」→「ゲーミング」→「ディスプレイモード」→「アスペクト比」を選択することで、問題なくフルHD表示できるが、PCを含めて16:9のアスペクト比の機器を接続する際は設定が必要になることもある点は覚えておきたい。
ゲームをより楽しむディスプレー同期技術と高駆動
ディスプレー同期技術としては、ディスプレーが対応できるリフレッシュレートを下回った際に、ティアリングなどの発生を抑える「LFC(Low Framerate Compensation)機能に対応するAMD「FreeSync Premium」に加え、NVIDIA「G-SYNC Compatible」に対応している。
テスト時点でNVIDIAのG-SYNC Compatibleリストに、「G34WQC」は記載されていなかったが、問題なく利用できた。また、リフレッシュレートは144Hzだけでなく100Hzにも設定できる。組み合わせるビデオカードやゲーム負荷に合わせて、100Hz駆動にダウンさせてディスプレー同期技術を使えるのは便利だ。
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