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「Galaxy A41」はGalaxy仕込みの高性能3眼カメラを搭載したハイコスパモデル!

2020年06月25日 12時00分更新

CPUはMediaTek製を採用
多少の不満は残るが、ストレスには感じない

 プロセッサーはMediaTek製のHelio P65(MT6768、2.0GHz×2+1.7GHz×6、オクタコア)を採用。実は日本市場で発売されるサムスン電子のAndroidスマートフォンにMediaTek製のプロセッサーが搭載されるのは初めて。

 メモリーは4GBでストレージは64GB。microSDカードにも対応している。ストレージは最大512GBのカードまで利用できるので問題ないが、メモリーが4GBなのは低コストモデルとしてはいたしかないところ。画面スクロールやアプリの切り替えなどは、もっさりといった印象はないが、タッチ操作の追随性がやや気になる。タッチしてから画面がスクロールするまでほんの少しだが引っかかりを感じる。このあたりはハイエンドモデルのヌルヌル感と差があるといえるが、ウェブブラウザーなどのスクロール自体は高速なので、普通に使うぶんにはストレスがたまるほどのレベルではない。

SIMとmicroSDはひとつのトレーにセット

 各種ベンチマークの結果は下記のとおり。さすがにSnapdragon 855などのハイエンドモデルのプロセッサーと比較すると、Geekbench 5ではダブルスコアの計測結果となっている。グラフィック性能とあわせて比較すると、ミドルクラスの平均値といった結果だ。

AnTuTu Benchmark

Geekbench 5

3DMark

 ちなみにGeekbench 5の計測を2回連続で行ない、2回目の計測中に背面の温度を計測。カメラの右横あたりがもっとも温度が高く、約40度だった。ハイエンドのプロセッサーと比較すると発熱は抑えられているようだ。

ベンチマーク計測時の背面で高温の部分は約40度

バッテリーは3500mAhで、PD対応充電器で充電したときの計測では約9V/1.3Aで充電できた

 ストレスなく操作できる基本スペックに、ハイクオリティな写真も撮影できるカメラ性能。5Gには非対応だが、現在のエリア展開から考えれば4Gでも十分というユーザーには、高コスパなスマートフォンとしてオススメできるモデルだ。

au「Galaxy A41 SCV48」の主なスペック
メーカー サムスン電子
ディスプレー 6.1型有機EL
画面解像度 1080×2400ドット
サイズ 約70×153×8.1mm
重量 約160g
CPU Helio P65
メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部メモリー microSDXC(最大512GB)
OS Android 10
カメラ画素数 アウト:約4800万画素+800万画素
+500万画素/イン:約2500万画素
ワンセグ/フルセグ ×/×
防水/防塵 ○/○
バッテリー容量 3500mAh
生体認証 ○(指紋)
カラバリ ブルー、ブラック、ホワイト
発売 7月以降

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