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4K&120fps対応!懐かしさを残した『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』のSteam版をレビュー

2020年05月02日 15時00分更新

お買い得なゲーミングPCでも
フルHDなら快適動作する!

 さて、そんな『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』だが、Steam版は推奨&最低スペックが以下のようになっている。

項目 推奨スペック 最低スペック
CPU AMD「Ryzen 3 1200」
Intel「Core i5」(2.5GHz)
AMD「A-Series」(2.5GHz)
Intel「Core i3」(2.5GHz)
メモリー 8GB 4GB
ビデオカード AMD「Radeon RX 470」
NVIDIA「GeForce GTX 760」
AMD「Radeon RX 460」
NVIDIA「GeForce GTX 760」
DirectX Version 11
ストレージ容量 20GB利用可能
OS Windows 8.1/10(64ビット)

 推奨スペックはフルHD(1920×1080ドット)で60fps、最低スペックはHD(1280×720ドット)で60fpsでプレイできるスペックとのこと。ちなみに私は、AMD「Ryzen 7 3800X」&AMD「Radeon RX 5700 XT」、メモリー32GBという環境で、WQHD(2560×1440ドット)で120fpsと、快適にプレイできた。

 推奨&最低スペックは、一昔前のパーツ構成だが、フルHDなら1万円台のCPUに、2万円前後のエントリーなビデオカードで動作するということだ。完成品であれば、10万円前後のライトPCゲームなら快適と謳う、ゲーミングノートPC&デスクトップPCでも十分快適にプレイできるだろう。

 余談だが、個人的に所持している小型のゲームパッド機能搭載PC「GPD WIN 2」(初期出荷Core m3-7Y30搭載)でプレイしてみたところ、解像度を最低の1280×720ドットにしても平均18fps。動作しなくはなく、遊べなくはないが、たまに動作が遅延し、時々カクツキを感じた。

GPD WIN 2でプレイ。ちゃんと切り替えボタンでゲームパッドモードが認識されプレイできた

平均フレームレートは18fps前後。快適とは言いづらいが、外出先でもどうしても遊びたい!という人なら、ぎりぎりアリなレベル

 しかし、これなら、高い内蔵GPU性能を誇るAMDのAPUであれば、もしかしたらHD画質ならフレームレート30fps固定にすれば、快適に遊べるかもしれない。

 ちなみに、多少のサイズのズレはあるが、ほぼ同じ場所で静止画撮影し、4KからHD画質までの映像も比較してみた。

4K

WQHD

フルHD

HD

 4KとWQHDは、ほぼ変わらないだろうと思っていたが、拡大するとWQHDの方がピントがずれた写真のようにぼやけた映像になる。50インチの大画面テレビのゲームモードで、超美麗に快適にプレイしたい人は、高性能なビデオカードを備え、4K&120fpsプレイを求めるのもアリだろう。

『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』は、スーファミ世代には懐かしく、ああこんな話だったわ、と思い出しながらプレイできる作品だ。育成要素は、今風に進化し、今から始めるという人にもオススメできる。

 アクションのパターンが多くないため、もちろんバリバリ普段は死にゲーを何十時間もやってます、というような高いアクション性を求める人には合わないだろうが、シリーズを通して作られる、聖剣らしさのある楽曲のアレンジと、世界観の雰囲気を楽しみながら、物語を楽しみたい人には、もってこいの作品だ。

 もち、筆者のようにいろんなクラスの組み合わせを試して、何周もしたいんだっ!というような特殊ゲーム癖を持っている人には、断然推奨したい。

【ゲーム情報】

タイトル:聖剣伝説3 TRIALS of MANA
ジャンル:アクションRPG
プラットフォーム:Windows(Steam)PlayStation 4Nintendo Switch
発売日:4月24日(Steam版は4月25日)
プレイ人数:1人
価格:6578円(パッケージ版/ダウンロード版)
CERO:B(12歳以上対象)

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