ギリギリFF XIVが遊べるレベル
最後は「ThinkPad X395」のゲーミング性能を「3DMark」と「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズベンチマーク」で見ていこう。
「3DMark」は「Fire Strike」、「Night Raid」、「Time Spy」を実行。「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズベンチマーク」は、描画「標準品質(ノートPC)」のフルHDとHD解像度で試している。
まずは「3DMark」だが、CPU内蔵GPUとしては優秀で、「Fire Strike」は2335スコア、「Night Raid」8554スコア、「Time Spy」839スコアの結果を出している。なかでも、「Night Raid」は上々で、テスト内のフレームレートは30fpsオーバーを記録している。
「ファイナルファンタジーXIV」のほうは、フルHDでギリギリ。解像度1280×720ドットで採掘などといった戦闘外のプレイが可能といったところだ。FF XIVは比較的、負荷の高いゲームになるので、より軽いブラウザーゲームなどの息抜き系なら快適に遊べると言える。
バッテリー駆動時間もチェック
最後のセッションは「PCMark10」を使ったバッテリー駆動時間のテストだ。
Microsoft Officeでの作業を想定した「APPLICATIONS」でバッテリー消費を計測すると、駆動時間は7時間34分になった。公称時間の約半分だが、Officeアプリを外出先で連続7時間使えれば十分と言えるだろう。なお、計測時の電源プランはデフォルトの「Lenovo インテリジェント電源」のままで行っている。
ThinkPad好きな筆者の欲目も多少あるが、第2世代Ryzen PROを搭載した「ThinkPad X395」は日常使いから、ビジネス、写真編集、息抜きゲームまでを快適に行えると言えるだろう。なかでも、インテル Core i5-8265Uなどを採用している「ThinkPad X390」を考えている人にとっては、同じ筐体で高いCPUとGPUパフォーマンスを備えている「ThinkPad X395」も一考の価値ありだ。
(提供:レノボ)
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