週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

Eクーポンで半額に近い10万円台に!第2世代Ryzen PRO搭載した「ThinkPad X395」の実力とは?

2019年09月10日 13時00分更新

ギリギリFF XIVが遊べるレベル

 最後は「ThinkPad X395」のゲーミング性能を「3DMark」と「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズベンチマーク」で見ていこう。

 「3DMark」は「Fire Strike」、「Night Raid」、「Time Spy」を実行。「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズベンチマーク」は、描画「標準品質(ノートPC)」のフルHDとHD解像度で試している。

DirectX 11世代のテストになる「Fire Strike」

「Night Raid」の結果。DirectX 12対応テストの軽量版だ

DirectX 12対応テストの「Time Spy」。GPUが必要な高負荷テストだけに、スコアは低めだ

フルHDの結果。スコアは“やや快適”指標で、平均フレームレートは22.6fpsに

HD解像度では“とても快適”、平均フレームレートは40.2fpsを記録

 まずは「3DMark」だが、CPU内蔵GPUとしては優秀で、「Fire Strike」は2335スコア、「Night Raid」8554スコア、「Time Spy」839スコアの結果を出している。なかでも、「Night Raid」は上々で、テスト内のフレームレートは30fpsオーバーを記録している。

 「ファイナルファンタジーXIV」のほうは、フルHDでギリギリ。解像度1280×720ドットで採掘などといった戦闘外のプレイが可能といったところだ。FF XIVは比較的、負荷の高いゲームになるので、より軽いブラウザーゲームなどの息抜き系なら快適に遊べると言える。

バッテリー駆動時間もチェック

 最後のセッションは「PCMark10」を使ったバッテリー駆動時間のテストだ。

Microsoft Officeでの作業を想定したバッテリーテストのアプリケーションを実行

 Microsoft Officeでの作業を想定した「APPLICATIONS」でバッテリー消費を計測すると、駆動時間は7時間34分になった。公称時間の約半分だが、Officeアプリを外出先で連続7時間使えれば十分と言えるだろう。なお、計測時の電源プランはデフォルトの「Lenovo インテリジェント電源」のままで行っている。

おすすめできる1台に仕上がっている「ThinkPad X395」

 ThinkPad好きな筆者の欲目も多少あるが、第2世代Ryzen PROを搭載した「ThinkPad X395」は日常使いから、ビジネス、写真編集、息抜きゲームまでを快適に行えると言えるだろう。なかでも、インテル Core i5-8265Uなどを採用している「ThinkPad X390」を考えている人にとっては、同じ筐体で高いCPUとGPUパフォーマンスを備えている「ThinkPad X395」も一考の価値ありだ。

(提供:レノボ)

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう