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G-SYNC+GTX1080環境より6万円安い!

4K&FreeSync激安液晶とRX480で高性能ゲーミングPCができた

2016年10月02日 21時43分更新

 また、今流行りのFPS「オーバーウォッチ」を画質「エピック」+「レンダー・スケール」100%に設定。マップ「King's Row」でのプレー中のフレームレートを「Fraps」で計測した。

「オーバーウォッチ」のフレームレート。CrossFire Xを有効にしている

「オーバーウォッチ」のフレームレート。CrossFire X無効、つまり1枚挿し時のパフォーマンスとなる

 一応4K等倍表示でのプレーは可能だが、FreeSyncを効かせても画面表示が重く圧倒的に不利。WQHDまでなら十分快適にプレーできた。ティアリングが出ないので急激に視線を動かしても全く画面がチラつかないのはすばらしい。

 最後にSSDの話をしよう。今回の構成ではマザーのM.2スロットにCrucialの最新SSD「MX300」を装着することでケーブル配線の手間を減らしている。だがマザーのM.2スロットは2枚めのビデオカードの直下。GPUの熱に炙られてSSDが過熱するのではないかと心配になる人もいるだろう。そこで「CrystalDiskInfo」でオーバーウォッチを30分遊んだ後のSSDの温度をチェックしてみた。

「CrystalDiskInfo」によるSSD温度。全く問題ない

 グラフィックボード直下のM.2スロットであっても温度にほとんど影響はなく、心配は杞憂に終わった。ゲーム中はSSDへのアクセスがないこと、さらに今回使ったPCケースのフロントファンの配置がM.2スロット冷却に適した位置にあったこと等もプラスに働いたようだ。今回のようなパーツ構成なら心配は無用といえる。

まとめ:液晶の選択肢とお買い得感に優れるFreeSyncをもっと使いこなそう

 FreeSyncとG-SYNCのどちらが規格として優れているかについては、今回論じるつもりはない。G-SYNCは高価だが、高リフレッシュレートの液晶が多い点も評価すべき部分だろう。だがFreeSyncはコスパに優れた液晶が多く、しかもIPS液晶の選択肢が圧倒的に多い点はG-SYNCにない大きなアドバンテージといえる。ビデオカードを新しくしてPCゲームを根本的に快適にしたいと考えているなら、FreeSync対応液晶とRadeonの組み合わせを絶対に検討すべきなのだ。

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