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『Fallout 4』のオススメModを導入しても『LEVEL∞ C-Class』で快適に遊べるの?

2016年01月26日 17時00分更新

パフォーマンスはどう変化する?

 それではMod導入前と後でFO4のパフォーマンスがどう変化するか検証しましょう。今回の検証では、以下のようなMod環境を用意しました。

・バニラ:Modなし
・FAR:バニラにFaraway Area Reform (LOD)+Optimized Vanilla Texturesを入れたもの
・画質重視:テクスチャー系ModやTrue Stormといった画質やエフェクト類を上げるModなどを多数入れたもの

↑画質重視環境で用いたModは図の通りです。FARで使ったModとテクスチャー画質向上系は方向性が被るので排他としました。またグレー表示になっているNew Groves textures~とTime on loading~も実際は組み込んでいます。

 ではFrapsでサンクチュアリ・ヒルズからフィールドを移動した時のフレームレートを比較します。

↑ウルトラ画質におけるフレームレートの変化

↑高画質におけるフレームレートの変化

 Modをいっぱい突っ込むとfpsが下がり、FAR環境のようなテクスチャーを最適化するセッティングだと若干fpsが改善されることも分かりました。ただ今回の環境では差は微々たるもの。元々CPU負荷も高いゲームなので、CPUがボトルネックになっている可能性も考えられますね。もちろんGTX 960の処理性能(今回の環境ではVRAMは2GBで足りているようです)もボトルネックの可能性も捨てきれません。

 もうひとつ、セーブデータのロード時間も比べてみました。FARの売りはテクスチャーサイズのダイエットでしたが、これが読み込み待ち時間に影響するのか調べてみました。読み込むセーブデータはオブジェの多いダイヤモンドシティーのものを指定しています。

 FARの場合は短かく、Modが多い画質重視環境だと長くなるというのは予想通りでしたが、かなり微妙です。ただLev-C011-i5-RMのストレージがHDDなので、これがボトルネックになっている可能性も十分に考えられます。BTOでSSDを選んでおくのも手です。また、セーブデータ読み込みで飛ぶ場所の選定が悪い可能性もあります(つまり、ダイヤモンドシティーは過酷すぎる)が、今回は残念ながら時間切れとなりました。

 ただひとつわかったのは、Modを20個程度入れた程度なら、Lev-C011-i5-RMであればFO4の体感性能が大きく変化することはない、ということでした。Lev-C011-i5-RMならFO4をじっくり味わうこともできる、ということですね!

次回はRise of the Tomb Raider!

 連続2回にわたりFO4を取り上げましたが、そろそろ別ゲームに挑戦したいところにちょうどビッグタイトル『Rise of the Tomb Raider(RoTR)』が発売(1月29日)になりました! Steam名物“おま国”が発動せず、かつ筆者がゲームの世界から帰ってこれれば次週はRoTRに突撃します。乞うご期待!

↑前作Tomb Raider(2013)は日本語版音声や字幕は別売り(当初30ドル!)ということで日本のゲーマーを絶望の淵に叩き込みました。しかし今作は(今のところ)日本語音声も字幕も対応済み! よっしゃー!

検証に使用したゲーミングPCはこちら

ユニットコム『LEVEL∞ (レベル インフィニティ) C-Class | コンパクト・ミニマムモンスター・ゲーミングPC』

『Fallout 4』
●Bethesda Softworks
●7980円(2015年11月10日リリース) ※価格は記事掲載時点のものです
対応OS Windows
ジャンル RPG

■著者:加藤勝明

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