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どこかで見た伝説のヒーローに武器を売りつける経営シミュ『武器屋物語じゃが?!』:Steam

2016年01月13日 19時00分更新

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 PCゲームのダウンロード販売サイト『Steam』から、面白いゲームを発掘して紹介するレビュー連載。第15回目は、ジャガイモ鍛冶を雇って武器屋を経営するシミュレーションゲーム『Holy Potatoes! A Weapon Shop?!(武器屋物語じゃが?!)』を紹介する。

 どうして「ジャガイモ」なのかは全くもって不明だが、とにかくこの世界の登場人物はみんなジャガイモだ。そして、ジャガイモ鍛冶やヒーローは皆どこかで見たことあるような姿形をしている。

 公式に日本語化に対応したとのことで昨年末のウィンターセールに購入したのだが、ポチポチと遊び続けてしまう面白さだったので紹介したい。

【関連記事】ASCII.jp:今年は漫画付き!? PCゲームが激安な『Steamウィンターセール』が開催|今すぐ始める!Steamの遊び方

公式に日本語対応

 ゲームを起動すると最初に言語設定が表示される。ここは迷わず“JAPANESE”を選択しよう。

 これでインターフェースやストーリーなどが全て日本語化される。インディーズゲームにも関わらず、ここまで対応してくれていることには感動を覚える。

 もしかしたら、登場するヒーローが○○○だからなのかもしれないが……。

所有権0.01%で武器屋の主に

 ゲームではプレイヤーは伝説の鍛冶職人である「バタタ」の孫となり、バタタの武器屋を継ぐことになる。

 が、なぜかその武器屋は「エージェント46」が99.9%を所有しており、プレイヤーには残り0.01%だけが相続される。

 ようするに武器屋はほぼ全部エージェント46のものということだ。どこかのたぬきのように開始早々、莫大な借金を背負わされたりしないが、エージェントから売上を取り立てられるため似たようなもんである。

武器のパラメーターはプレイヤー次第

 とは言え、愚痴を言っても始まらない。とにもかくにも、ジャガイモ鍛冶を雇って武器屋を始めよう。

 最初に雇えるジャガイモ鍛冶はローラ・クラフトだ。

これは「四等身?」なのかなぁ

 うん、ローラ・クラフトだ。古代の遺跡を冒険するのが趣味らしい。どこかで見たことあるような……ララ……なんちゃらだったかな?

 とにかくこのララ・クラh……ローラに武器を鍛えて貰うのだ。

 このほかにもバルク・ボーガンやラセット・ピーターズといったジャガイモ鍛冶が登場し、ローラと3人で武器を鍛えていく。

 武器には攻撃力・スピード・精度・魔力のパラメーターがあり、ジャガイモ鍛冶の職業に応じてパラメーターに上げやすい・上げにくいが存在する。それぞれに得意な鍛冶を割り当て、武器を顧客の要望通りのパラメーターに仕上げよう。

完成時に見られる名前の由来が面白い

ヒーローに武器を売りつけてお金と評判をゲット!

 武器を鍛えたら、今度はそれを売りつけに行こう。ワールドマップの各所にはヒーローが滞在しており、彼らに鍛えた武器を販売できる。

 ヒーローたちにはそれぞれ欲しい武器があり、さらにそこから彼らのニーズにあわせて武器のパラメーターを調整することで、より高額で売れる仕組みだ。

 そして武器を販売すると、ヒーローからはお金とあわせて評価(名声)が貰える。

 売った武器が希望通りであれば高く売れるし、希望通りでなくてもとりあえずお金を巻き上げられる。とにかく、作って売りつければいいのだ。

新しい武器の開発も

 そんなこんなでゲームを進めていくと、ワールドマップで素材や遺物などのアイテムを探索できるようになる。

 ジャガイモ鍛冶にこれらのアイテムを探させ、発見後に組み合わせることでさらなる武器を開発できるようになるぞ。

 開発後の武器はパラメーターの伸びが良いため、アイテムを見つけたらなるべき早く新しい武器を開発するようにしたい。

稼いだお金で武器屋をパワーアップ!

 こうして武器を売って得たお金は、武器の素材を購入する以外にお店のパワーアップにも使用できる。

 また、ジャガイモ鍛冶の育成にもお金が必要だ。経験は武器を鍛えることでも上げられるが、より上級職への転職にはお金が必要だ。

 さらに、新しいジャガイモ鍛冶を雇うのにもお金が必要だ。

 もちろん取り立ての支払いにもお金が必要なので、所詮この世はお金、お金、お金なのだ。死にものぐるいで稼ぐしかない。

お店をどんどん成長させよう

 そんなお金を稼ぐ毎日を送っていると、そのうち新たなワールドへ武器屋を引っ越せるようになる。

 お店が広くなるので引っ越しは良いことだと思っていたら、素材代や鍛冶屋の休暇費用など諸経費がかさむようになり、目下のところ家計は火の車である。この記事を読んでいる皆さんには十分な貯蓄をしたうえで引っ越しをして欲しい。「毎月の収入でなんとかなるだろ」はゲームの世界でもダメなのだ。

 そしてこの頃になると、武器屋アワードへと招待されるようになる。このアワードではライバル店が作った武器と競い合うとのことだが、序盤では到底かなわない。彼らに競い合える日は来るのだろうか?

ノミネートすらされない

 さらには、武器屋の評判を聞きつけてどこかで見たような伝説のヒーローが注文にやってきたりもする。え? 伝説のヒーローには興味ないね?

雲のような名前をしてそう

 とまあ、まだまだ全部は紹介しきれていないが『武器屋物語じゃが?!』はこんなゲームだ。イベントが多く進行も早いため、テンポの良いお店経営ゲームがしたい人にオススメだぞ。

序盤を実況プレイ!

 実際のゲームの流れが気になる人のために、今回は序盤を実況プレイしてみたので興味がある人は動画でもチェックして欲しい。

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『Holy Potatoes! A Weapon Shop?!』
●Daylight Studios
●1480円(2015年7月13日リリース) ※価格は記事掲載時点のものです
対応OS Windows、Mac
ジャンル 独立系開発会社、シミュレーション
(c) DAYLIGHT STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.

■著者:篠原修司
・Steamのプロフィールページ:Steam コミュニティ :: KiDD
・Twitter:@digimaga

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