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24時間VRが楽しめる蒲田にオープンしたネットカフェがスゴイ

2016年07月30日 07時30分更新

7月22日にオープンした自遊空間ブランドの新店「スペースクリエイト自遊空間NEXT蒲田西口店」

 7月22日(金)より、年中無休24時間営業の「スペースクリエイト自遊空間NEXT 蒲田西口店」がオープン。本店舗はVR機器を自由に体験できる個室ブースや、カウンターでのVRヘッドセットの貸し出しを行なわれるなど、VR体験が気軽に行なえる。

現在の価格表

 4階にはVR空間を歩く体験ができる部屋、VRライドシミュレーターの「SIMVR(シンバー)」、ボディーソニックチェアでVRが体験できる3つの「VRスタジオ」を用意している。また、HTC Viveが備え付けられた個室が7部屋、Gear VRが用意されている個室が20部屋あるほか、3階の受け付けでGear VRまたはBotsNew VRを借りて楽しむこともできる。

 4階を上がってすぐのところにあるVRスタジオは、壁を緑にしてクロマキー撮影を意識したHTC Vive体験スペースとなっている。部屋のサイズは2×2メートルと、VR空間を歩く体験がギリギリできるスペース。PCとHTC Viveをつなぐケーブルは、天井に吊り下がっているので、VR体験時に邪魔になりにくい。

VR空間を歩ける「ルームスケール」を体験できるのは、この部屋ひとつのみ

体験できるゲームはSteamで配信されている「The Lab」、「Muv-Luv VR」、「TiltBrush」のほか、未だネット配信のないVR上で卓球が楽しめる「PINGPONG LEAGUE」となっている

体験しているゲームはスタジオ外のモニターで確認できる。画面はTiltBrush

HTC Viveの体験は、オペレーターが付くため、初めての人でも安心。ベースステーションは部屋の上の両端に固定されている

 しのびや.com Wizapply事業部が開発したSIMVRは、ヘッドマウントディスプレーに特化した多軸モーションシミュレーターシステム。ピッチ・ヨー・ロールの3軸回転に加え、上下の揺れを再現し、VRコンテンツに臨場感を与える。

 店舗で体験できるコンテンツは、積木製作が手掛けた「BLAST×BLAST」。都市を飛び回り、敵を迎撃するVRシューティングだ。攻撃方法は通常のショットと、チャージ攻撃、チャージをし続けて複数の敵を自動ロックして追尾攻撃するマルチ攻撃の3種類。ビルの間を抜け、急降下するなど割と挙動が激しく、爽快感は抜群。遊園地のアトラクション感覚で、かなり迫力のシューティングが楽しめる。

操作はHTC Viveのコントローラーのトリガーボタンのみで行なう。シンプルながら遊びごたえのあるコンテンツだ

登場する敵機を次々撃破! ロボットゲーム好きにはたまらない

怖かったり酔いを感じたら、止めることができる緊急ボタンが用意されている

 ボディーソニックチェアでは、コロプラの子会社360Channelの360度動画が楽しめる。映像に合わせて椅子が振動し、映像の臨場感を高めてくれる。オススメは映画「死霊館 エンフィールド事件」の360度トレーラー映像。鬼気迫るホラー映像と振動がマッチし、恐怖が倍増。怖いモノ好きの人には、ぜひ体験して欲しい。

映像に合わせてシートが振動。ライブ映像などは臨場感が増すのでオススメだ

 完全個室は会員書でロックがかけられ、思う存分VRやオンラインゲームなどが楽しめる。PCはGeForce GTX980またはGTX970とVR推奨を満たす性能のため、どんなPCゲームも快適にプレイ可能という点も見逃せない。

個室はHTC ViveまたはGear VRが完備

部屋は会員書を提示しては入れる仕組みとなっている

 また、通常ブースでも3階の受付でGear VRまたはメガハウスが発売する予定の「BotsNew VR」を借りてVRコンテンツを楽しむことができる。

BotsNew VRはヘッドホン付きのVRヘッドセットと、ジェスチャー操作が可能な両手の専用コントローラーがセットとなっている

専用アプリからゲームを起動。専用コントローラーをかざしてゾンビを撃つゲームなどが遊べる

 本店舗は蒲田の西口を出てすぐという、駅に近い立地条件に、24時間営業という点が魅力的。京浜東北の最終が蒲田まで、という場合もあるので、朝まで時間をつぶすのにも持ってこいの施設だ。

 7月31日までは1時間無料キャンペーン、8月31日までは完全個室ブース割り引きのキャンペーンを行なっているので、夏休みを利用してVRを体験したい人は、ぜひ訪れてみよう。

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