どもども、ジサトライッペイです。14nmプロセスで製造され、内蔵GPUに従来比2倍の3D性能を備える『Iris Pro Graphics 6200』を採用したデスクトップ向け第5世代Core(開発コードネーム:Broadwell-KまたはBroadwell-C)がいよいよ本日発売しました! 既報のベンチマークでは、どえらい3D性能を見せつけたBroadwell-Kですが、気になるのは実売価格。いかほどかと言うと……
BUY MORE秋葉原店ではCore i7-5775Cが税込で5万1180円、Core i5-5675Cが税込3万7680円でした。概ねほかのお店もこのあたりの価格です。Core i7で比べると、Haswellの最上位Core i7-4790(4万円前後)よりも1万円以上高価で、Devil's CanyonのCore i7-4790K(4万2000円前後)と比べても9000円ほどの開きがあります。ちなみに、LGA2011-v3ソケット版のCore i7-5820K(6コア/12スレッド)でも5万円前後。新世代CPUのプレミア感はんぱないです。
とはいえ、従来のZ97マザーボードのBIOS更新でサクッと使えてしまうので追加投資は最小限に抑えられそうです。次の第6世代Core(開発コードネーム:Skylake)では、マザーボード(Intel 100シリーズチップセット)もメモリー(DDR4必須)も買い替えになるので、Broadwell-KはZ97で使えるラストチルドレンといったところでしょうか。
ちなみに、Broadwell世代のXeon E3-1200 v4シリーズも本日から順次発売していくことになります。バルク販売ですが、Xeon E3-1285 v4、Xeon E3-1285L v4、Xeon E3-1265L v4を展開予定。内蔵GPUに『Intel Iris Pro Graphics P6300』を採用し、高速動画エンコード機能“クイック・シンク・ビデオ”(QSV)が使えるのがポイントです。
ソケットはLGA1150で、チップセットは基本的にはC226をサポートしますが、Haswell版Xeonのときは、製品によってはZ97チップセット搭載マザーボードでも一部製品が対応していたので、BIOS次第では動くかもしれません。こちらはマザーボードメーカーの製品ページのCPUサポートリストをチェックする必要がありそうです。
なお、Iris Pro Graphics 6200の実効ユニット(EU)の数は48基で、キャッシュメモリーとしてeDRAMもパッケージ上に実装していますが、Xeon E3-1200 v4シリーズのIntel Iris Pro Graphics P6300も同様です。
■関連サイト
Intel ARK Broadwellページ
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