5月27日より、渋谷の商業施設“QFRONT”の壁面にSurfaceに関するティザー広告が掲載されています。
Windows RTを搭載した初代『Surface RT』発表前には、同じく渋谷QFRONTのほか、松屋銀座などにティザー広告が掲載され、話題となりました(関連記事)。
このことから、再びSurfaceに関連した新製品が発表される可能性が高いといえます。
渋谷QFRONTに『Surface P…』の広告が出現
↑広告には“Surface P”と思われる表記と、タッチカバーが描かれています。 |
↑思わせぶりな位置でペンが止まっています。しかしここではペンに注目しましょう。 |
Surface RTと異なり、Surface Proはペン入力に対応するのが特徴。CM動画にもフィーチャーされています。以前に海外版を開封した際(関連記事)にも、ペンはしっかり同梱されていました。
↑海外版Surface Proに標準で付属するペン。 |
↑海外版Surface ProのCM“The Vibe”。
↑右側にはブラックバージョン。 |
↑左側にはマゼンタバージョンも。なお、Surface RT発売後にタッチカバーとして“マゼンタ ピンク”色が追加されています。 |
日本マイクロソフトは5月29日にSurfaceの発表会を開催
このティザー広告について日本マイクロソフトに問い合わせたところ、「たしかに日本マイクロソフトが掲載したもの」とのことです。広告が意味する内容については明言を避けたものの、同社は5月29日にSurfaceについての発表会を開催する案内を報道関係者向けに送付しているとのこと。「詳しくは発表会を待ってほしい」とのことです。
Surface Proは4月23日(米国時間)に発売地域の拡大が発表され、新たに24の国や地域に展開されることが決まっています(関連記事)。当初、Surface Proの発売地域はアメリカとカナダに限定されていましたが、5月23日にはイギリスでも発売されるなど、確実に広がりつつあります。しかし、日本での展開予定は未定のままでした。
発売日は6月中旬、価格は10万円超え?
前モデル『Surface RT』の場合、発表から発売までは約2週間でした。このことから、もし5月29日にSurface Proが発表されると仮定すると、発売日は6月中旬となる可能性が高いと言えます。夏のボーナス商戦に間に合う、絶好のタイミングです。
一方、気になるのは価格です。米国では64GB版が899ドル、128GB版が999ドルで販売されているものの、これはOfficeなしの価格。主要な先進国では月額契約のサブスクリプション版『Office 365 Home Premium』との同時購入が推奨されているためです。
しかし、日本ではOffice 365 Home Premiumが提供されておらず、PCにOfficeをプリインストールして販売することが主流となっています。すでに中国ではOfficeをプリインストールしたSurface Proが売られていますが、価格は6588元(約10万9000円)と、10万円を超えています。
果たして日本における販売価格はどうなるのでしょうか。まずは5月29日の発表会でなにが発表されるのか、注目しましょう。
山口健太さんのオフィシャルサイト
ななふぉ
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります