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【全巻99円】タイトルで誤解されがちな『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』はフス戦争の史実を描く硬派な歴史戦記だ!【Amazonマンガ週末祭】

2026年11月06日 17時00分更新

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 今週(11月6日~8日)の「Amazonマンガ週末祭」は、「双葉社対象完結作品が全巻99円」特集。対象作品が全巻99円セールです! 

 その中から、今回は大西巷一センセイの『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』をご紹介。

実際のフス戦争の資料から生まれた少女が戦場に立つ物語

 15世紀のボヘミア、現在のチェコ周辺で起きたフス戦争。『乙女戦争』は、この戦いに巻き込まれた少女シャールカを主人公にした歴史漫画。

 戦争で村の人々を失ったシャールカは、傭兵隊長ヤン・ジシュカと出会い、兵士として生きる道を選びます。

 大西巷一センセイによると、フス戦争の資料には、市民や農民、女性も兵士として戦っていたという記述があったそうで、そこから、女の子を主人公にすれば、新しい戦争漫画ができるのではないかと考え、主人公を少女にすることにしたのだとか。

 『乙女戦争』というタイトルは、チェコに伝わる「乙女戦争(娘たちの戦い)」と呼ばれる古代の伝承から取られています。元となった乙女戦争は、預言者の巫女王リブシェが亡くなった後、男たちは女たちを軽んじるようになり、度重なる侮辱に耐えかねた女性たちが武器を持って立ち上がったという、男性に対する女性たちの反乱を描いた物語。この伝承の乙女戦争と、本作のテーマとなっているフス戦争とは、直接的な因果関係はありませんが、実は主人公の名前も、この乙女戦争を描いた楽曲、チェコの作曲家スメタナの交響詩『わが祖国』の第3曲「シャールカ」から取られています。

 故に『乙女戦争』なのですが、このタイトルは、得をしているよりも損をしているような気がします。このタイトルのおかげでとてもナンパな印象になってしまっていますが、実は内容的にはめちゃ硬派な歴史戦記もので、日本ではあまり馴染みがありませんが、実際にあった史実に基づく戦争を描いており、めちゃくちゃ面白いです。タイトルとカバーイラストだけで読まず嫌いせず、ぜひ一度読んでみてほしい作品です。

カバーイラストのイメージのまま読み始めるとギャップがすごいかもw

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乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ
大西巷一 (著)
全12巻(完結)
1,188円 (1巻あたり99円)
※価格・還元ポイントは記事掲出のものです。購入時には必ず現在価格と還元ポイントをお確かめください。

作品紹介 
 15世紀、フス派とカトリック勢力が争うボヘミア。村を襲撃され、家族を失った少女シャールカは、フス派の傭兵隊長ヤン・ジシュカに救われる。行き場を失った彼女は兵士となり、仲間とともに戦場へ。荷車や火器を用いて強大な敵に挑むジシュカの軍勢のなかで、戦争の過酷さと向き合っていく。

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