「ゲームのまち・さっぽろ」の熱気に包まれた3日間!
延べ2500人が参加!産官学ゲームイベント「Sapporo Game Camp 2026」 のイベントレポートが到着
2026年10月27日 19時15分更新
セガの子会社であるセガ札幌スタジオが参画するSapporo Game Camp実行委員会は10月27日、札幌市と、札幌を基盤とするゲーム企業とともに、2026年10月9日~11日にかけて開催した「Sapporo Game Camp 2026」(以下、SGC2026)のイベントレポートを公開。
SGC2026は、札幌のゲームクリエイターの育成と、さらなるデジタルエンタテインメントの振興を目的とするイベントで、本年で開催5回目を迎えた。札幌市内に拠点を置くゲーム企業21社が運営協力企業として参加し、3日間の延べ来場者数は約2500名を記録。運営協力企業数・総来場者数とも歴代最多となり、盛況のうちにイベントは終了した。
Sapporo Game Camp 2026 実施プログラム
●トークセッション「開発の現場から、未来のゲーム開発者に向けて」
イベント初日には、ゲーム業界への就職を目指す学生たちに向け、札幌で活躍する若手・ベテランクリエイターらによるトークセッションを開催。「新卒からみたゲーム業界」「プロが語る開発『あるある』」などの全13のトークセッションが行われ、延べ1600名が来場した。
基調講演:AI時代のゲームづくり!「作る人」から「作り方を考える人」へ
トークセッションを締めくくる基調講演では、SGC実行委員会副委員長でインフィニットループ 代表取締役社長の小野真弘氏がモデレーターとなり、『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』(2023年)など世界的なタイトルの開発・運用をけん引する、Applibot 執行役員 プロデューサー/ディレクターの松川大地氏をゲストに迎えて基調講演を実施。「AIで変わったこと、変わらなかったこと」「『作り方を考える人』ってどんな人?」「『面白い』は誰が、どう決める?」などのテーマに沿って、これからのゲーム制作について語った。
●即席チームで2日間のゲーム制作に挑む「Game Jam(ゲームジャム)」
SGCの2日目から3日目にかけて開催されるメインプログラムである「Game Jam」では、札幌市内外の学生と、札幌市のゲーム企業で活躍するプロクリエイター約160名が20の即席チームに分かれ、2日間でゲーム制作を行った。
今年のテーマは「変」。その読み方を含めてさまざまな解釈が生まれる中、参加者は企画やプログラミング、キャラクターデザインといったゲーム制作の全工程を、2日間で完遂。チームそれぞれの個性が際立つ20作品が誕生した。
●初開催「高校生向けセッション」
2日目に開催された新規プログラム「高校生向けセッション」では、ゲーム制作という進路、そしてその後のキャリアを考えるイベントとして、教育機関によるブース出展と札幌市のゲーム企業によるトークセッションを実施。
札幌内外の大学や専門学校10校がブース出展し、訪れた学生らが各校の学びの特徴について理解を深めたほか、トークセッション・基調講演では、SGC実行委員長・セガ札幌スタジオ 代表取締役社長の瀬川隆哉氏が登壇。世界におけるゲーム産業の現在地について語った。
●小中高生対象の「ぷよぷよプログラミング講座」
同じく2日目には、セガの人気アクションパズルゲーム『ぷよぷよ』のソースコードを活用した「ぷよぷよプログラミング講座」が開催され、小学4年生から高校生までの約40名が参加した。
講座では、日本eスポーツ連合公認『ぷよぷよ』プロプレイヤーであり、元システムエンジニアのぴぽにあ選手が講師を務め、参加者たちは真剣な様子でプログラミングを学習。講座の最後には、自分たちで完成させた『ぷよぷよ』を使った連鎖対決も実施された。
●3Dモデル作成ツール「Womp」で楽しく学べる「初めてのCG講座」
3日目には、ユネスコ創造都市ネットワークメディアアーツ都市の認定を受けている「創造都市さっぽろ」との連携講座として、「初めてのCG講座」が実施され、小中高生約60名が参加した。参加者たちは、講師の問いかけに答えながらデザインツールの操作を学び、モチーフの色や形を変えるなど、CGデザインの基礎を体験した。
●CGクリエイターへの第1歩! CG学校・企業ブース
本年度初実施となった本プログラムでは、CGを学べる学校と、第一線で活躍する地元企業が出展。
また、アニメの世界に触れるトークセッションや、アニメ・CG業界への就職を目指す学生を対象に、現場で活躍するプロのクリエイターを講師としたポートフォリオレビュー会が行われた。
●ゲーム企業ブース
そのほか、初日には、札幌を拠点とするゲーム企業12社がブース出展し、延べ300名が訪れた。就職相談をする学生などで賑わいが見られ、ゲーム業界を志望する参加者にとっては、地元でゲーム開発に携わる具体的な将来像を描く絶好の機会となった。
参画企業コメント
年々熱量が高まり、ゲームづくりへの意欲にあふれた学生が集まる場になっていると感じます。この取り組みを通じて学生と継続的に接点を持てることが採用にもつながり、札幌スタジオでは27卒で過去最多となる7名を採用し、本社の採用数を上回りました。(エイティング)
出展学校コメント
今年4月に新設したゲーム学科の1期生が参加し、学生たちはゲーム企業ブースを積極的に訪問して、現場で活躍される方々へ熱心に質問するなど、意欲的に取り組んでくれました。また、学校ブースでは、学生や企業関係者に本校を知っていただく機会にもなりました。(札幌情報ITクリエイター専門学校)
3日間を振り返る映像が公開!
SGC2026を振り返る映像が公式YouTubeチャンネルで公開中。下記よりぜひ試聴してほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=sDSIrLtubpM
ゲーム開発企業約70社が立地。「ゲームのまち・さっぽろ」
ゲーム開発やCGアニメ制作企業など、コンテンツ関連の企業約70社が拠点を置く札幌市。近年は新たな企業の進出も加速している。さらに2025年から3年連続で国際的なeスポーツ大会も決定しており、「ゲームのまち・さっぽろ」の注目度がますます高まっている。
Sapporo Game Campは、札幌のゲームクリエイターの育成と、さらなるデジタルエンタテインメントの振興を目的に、札幌市と札幌を拠点とするゲーム開発企業が中心となり、2022年から開催し、今年は21社の企業が協力企業として参加。
2023年からは、学生と企業の接点を作る取り組みである「ポートフォリオレビュー会」を継続的に実施し、企業と学生をつなげながら、札幌市、ひいては北海道のエンタテインメントを盛り上げる活動を行っている。
【Sapporo Game Camp 2026 実施概要】
イベント名:Sapporo Game Camp 2026
開催日:2026年10月9日~11日
会場:サッポロファクトリー (札幌市中央区北2条東4丁目)
イベントプログラム:Game Jam/トークセッション/ぷよぷよプログラミング講座/3DCG講座/高校生向けセッション/CG学校・企業ブース
公式サイト:https://sapporo-game-camp.com/
主催:Sapporo Game Camp 実行委員会
(構成員:セガ札幌スタジオ/インフィニットループ/ロケットスタジオ/ボーンデジタル/一般財団法人さっぽろ産業振興財団・札幌市)
運営協力(五十音順):AIQVE ONE/アペックス/インフィニットループ/エイティング/カヤックポラリス/キングポーン/クリプトン・フューチャー・メディア/グルーブボックスジャパン/ゲームドゥ有限会社/サイクロンゼロ/合同会社SapWorks/THE FIRST/ジーアングル/スマイルブーム/セガ札幌スタジオ/想/ハムスター/ハ・ン・ド/pixyda/HiBiGA/ロケットスタジオ
協賛(五十音順):
【ゴールドスポンサー】
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社/Xsolla Japan/Epic Games Japan合同会社/グーグル・クラウド・ジャパン合同会社/クリーク・アンド・リバー社/CRI・ミドルウェア
【シルバースポンサー】
サイバーエージェント/Too/北海道新聞社
メディアパートナー:HBC(北海道放送)/HTB(北海道テレビ放送)/STV(札幌テレビ放送)/TVh(テレビ北海道)/UHB(北海道文化放送)/STVラジオ/北海道新聞(北海道新聞社)/Gamer(イクセル)/ゲームメーカーズ(ヒストリア)/CGWORLD(ボーンデジタル)/ファミ通.com(KADOKAWA Game Linkage)/4Gamer(Aetas)
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