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ハガレンの魅力の半分は敵役のおっさんでできている『鋼の錬金術師』全巻50%還元【Amazonマンガ週末祭】

2026年10月24日 16時00分更新

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 10月第4週(10月23日~25日)の「Amazonマンガ週末祭」は、「スクウェア・エニックス」特集。対象作品が全巻50%ポイント還元セールです。

 その中から、今回は荒川弘センセイの『鋼の錬金術師』をご紹介。

ハガレンのおっさんたちが魅力的な理由

 個人的に『鋼の錬金術師』は、敵役が魅力的すぎる漫画だと思ってます。ブラッドレイの圧倒的な強さ、キンブリーの危険な美学。もちろん、エドもアルもマスタングもいい。だけど私は、お気に入りの敵キャラが出てくると妙にうれしくてテンションがあがってしまう。私にとってハガレンの半分は、彼らの魅力でできているのです。

 荒川弘センセイは、アミューズメントメディア総合学院のサイトに掲載されたインタビューでキャラクターの描き分けについて聞かれ、「”一芸に秀でた馬鹿”が好きなので、そういう人物が多いかもしれない」と答えています。これは敵味方を含めた話ですが、キンブリーなどを見るとなるほどと思ってしまいます。能力も頭のよさもあるのに、どこまでも自分の美学を貫く。その付き合いきれなさまで含めて、目が離せないキャラクターになっています。また、一芸に秀でたキャラ、という意味では、ホムンクルスたちもそうで、それぞれが名前由来の能力を持ち、その誰もが魅力的。これは、現在連載中の『黄泉のツガイ』のツガイ使いたちにも共通する設定ですね。

 さらに別の対談では、敵にもある程度筋が通っていなければ、部下がついてこず、組織が成り立たないとも話しています。エドたちと戦っていないところにも、彼らの暮らしや人間関係がある。ブラッドレイが大総統として人の上に立っている姿にも、あの威厳ならばと思わせるものがあります。敵なのに、つい感心してしまうんですよね。

 荒川センセイのキャラ造形の出発点は、歴史同人サークルで描いていた『三国志』の4コマ漫画だったそうです。そのため、人間を描く練習がおっさんから始まり、今でも気を抜くとおっさんばかり描いてしまうのだとか。インタビューのなかでは「少年誌なんだからもっと若者を描かねば……」とこぼしていた荒川センセイですが、読む方のこちらは、そのおっさんたちにすっかり魅了されているので、安心しておっさんを描き続けて欲しいと思います。

「私は意志を貫き通す人が好きです」

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鋼の錬金術師
荒川弘 (著)
全27巻(完結)
15,960円 +ポイント還元 7,980 pt (50%)
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作品紹介 
亡くなった母を取り戻そうと、禁忌の人体錬成を行ったエルリック兄弟。失敗によって兄エドワードは左足を、弟アルフォンスは全身を失う。エドはさらに右腕を代償に、弟の魂を鎧につなぎ留めた。鋼の義肢を身につけ、国家錬金術師となったエドは、アルとともに元の身体を取り戻す方法を探して旅に出る。手がかりとなる「賢者の石」を追ううち、兄弟は軍の秘密や人造人間たちの暗躍、国全体を巻き込む巨大な計画に近づいていく。

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