Anthropic「Claude Duet」発表 PCを閉じても仕事を続ける常駐型AIエージェント
2026年10月22日 15時10分更新
Anthropicは10月21日、利用者への通知や依頼された作業を自発的に進めるAIエージェント「Claude Duet」の研究プレビューを発表した。米国のPro/Max契約者を対象に、ウェイトリストから順次招待する。日本向けの提供時期は不明。利用量は通常のClaudeと共通で、Pro/Maxの5時間単位や週ごとの上限に算入される。
Claude Duetは、文字や音声のメッセージで仕事を頼めるAIアシスタント。通常のClaudeアプリとは別のアプリとして提供し、Claudeアカウントに設定した記憶やスキル、外部サービスとの接続を引き継ぐ。毎朝重要事項をまとめたり、資料やダッシュボードの作成を進めたりできる。
処理には専用ブラウザーを備えたクラウド上の仮想マシンを使うため、利用者のPCやスマートフォンの電源が入っていなくても作業を続けられる。作業が終わったり確認が必要になったりすると通知する仕組みだ。
メッセージの送信、支払い、文書への署名、削除といった操作は、内容を示して利用者の承認を待つ設計としている。ただし、証券取引や口座間の資金移動などは承認があっても実行できない。
常駐型AIエージェントでは、SpaceXSIが8月に「Grok Bot」、Metaが9月に「Muse」、OpenAIが同月に「dots」をそれぞれ発表している。従来のCodexやClaude Codeなどとの違いは、AIがクラウド上に専用の作業環境を持ち、ユーザーがアプリを開いていない間も自律的に活動できる点だ。ユーザーが自分のPCでAIを動かさなくても、AIが必要な情報を調べ、仕事を進め、結果や確認事項を報告してくれる。
Claude Duetも同様の方向性を持つサービスで、AI開発各社の競争はチャットの応答性能から、ユーザーに代わって継続的に仕事を進める常駐型AIエージェントへと広がっている。
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