クルマは何台持つのが正解? 太田哲也が12台を所有してみたら何が起きたのか
2026年10月17日 12時00分更新
みなさん、初めまして。先日のマツダの「メディア対抗ロードスター耐久レース」では、アスキーチームの一員としてステアリングを握ったレーシングドライバーの太田哲也です【メデ耐】13台がリタイアの波乱! ASCII初参戦の「ロードスター耐久」は超過酷な結末に!。
今回は自己紹介がてら私の愛車たちを紹介し、次回から1台ずつ詳しく解説していく予定だ。
愛車を12台持ったから見える世界があり
12台持たないと見えない世界がある
私はクルマを買うために仕事をしている。そう言っても過言ではない。数えてみたら、12台のクルマがある。そのうち6台が2シーターのスポーツカーだ。
「そんなに必要なの?」
たぶん、必要はない。自分でもそう思う。でも、12台を所有していると、見えなかったことが見えてくる。
それぞれのクルマには、それぞれの役割がある。通勤用、休日だけに乗るクルマ、家族の足になるクルマ、カスタムを楽しむクルマ、レストアして復活させたいクルマ。そして、一度手放したのに、もう一度手元に戻したクルマ。
モータージャーナリストとして、これまで数え切れないほどの新旧モデルに乗ってきた。望めば広報車を借りることもできる。だから同業者のなかには、愛車を所有しない「猛者(?)」もいる。でも僕の場合、試乗する度に「このクルマと暮らしたら、どんな気持ちになるのだろう」と考えてしまう。
すると、欲しくなる。
愛車は何台あっても怒られないからね。
ただ持ってるだけじゃない! 12台には、それぞれ役割がある
では、実際にどんなクルマを所有しているのかを紹介したい。
こうして並べてみると、12台あってもそれぞれのキャラが違い、役割も違う。
「何台持つか」より「何に使うか」
複数のクルマを所有してわかったのは、クルマは「何台持つか」よりも、「何に使うか」で考えたほうがいいということだ。たとえばA110は、通勤車だ。スポーツカーだからといって、特別な日にしか乗らないわけではない。むしろ毎日の移動に使うことで、そのクルマのキャラクターが見えてくる。
一方で、アルファロメオ4Cは当初、通勤車として使うつもりだった。サイズが小さく、回転を上げなければ燃費もいい。理想的だと思った。ところが、実際に乗ってみるとかなりストイックだった。パワーステアリングがなく、日常使いにはハード。それならばとサーキット仕様へのカスタムを進めたが、限界走行では夏場のオーバーヒート問題を解決できなかった。というわけで、現在はガレージで冬眠中だ。
クルマは乗ってみないとわからない。買ってみないとわからないこともある。でも、実際に所有してみると見えてくる。予想以上に楽しいこともあれば、悲しいこともある。でも、それも含めて「所有する」ということだと思う。
この連載では次回以降、1台ずつ所有して見えてきたことやそのクルマの「本性」をレポートしていきたい。壊れたときのこと、カスタムしたこと、サーキットで走らせてみた感想、長く所有してわかったことなどなど、失敗談も含めて、書いていくつもりだ。
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