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その中から、今回は沙村広明センセイの『波よ聞いてくれ』をご紹介。
女が暴言を叫んでいるだけで漫画を成立させる方法
ミナレが延々しゃべっているだけでも成立する「読むラジオ」を目指した漫画『波よ聞いてくれ』のお時間です。
主人公・鼓田ミナレは、口は悪いが気風が良く、行動力があり、威勢良く啖呵を切るようなしゃべりが楽しい口が達者なラジオDJ。
そもそも本作は、担当編集者が「沙村広明センセイの描く口の汚い女が、盛大にフラれて、暴言を吐くところが見たい」と言ったのがスタートとのことで、そこで口の悪い失恋した働く女性を主人公にすることが決まり、都会でありながら大自然にも逃げ込める札幌が舞台になりました。
担当編集も沙村センセイもラジオ好きだったことからラジオの話にしようと決めて、沙村センセイは「ラジオ業界漫画」ではなく、ミナレがしゃべり続けているだけでも読める「読むラジオ」にしたかったらしい。
そんなわけで、ストーリーとかなんとかよりも、主人公のミナレが吠えているときがいちばん面白いのがこの漫画です。
小芝風花主演でドラマ化と聞いたときにはあまりにもイメージ違い過ぎて戸惑いましたが、あれはあれでイイ
波よ聞いてくれ
沙村広明 (著)
全13巻(続巻)
330円 +ポイント還元 9,385 pt (50%)
※価格・還元ポイントは記事掲出のものです。購入時には必ず現在価格と還元ポイントをお確かめください。
作品紹介
札幌のスープカレー店で働く鼓田ミナレは、失恋の愚痴をバーでぶちまけたところ、その音声を地元ラジオ局のディレクターに録音され、翌日そのまま放送されてしまう。怒って局へ乗り込んだミナレは、流れている自分の声に即興で喋りをかぶせ、そのままラジオパーソナリティの世界へ。口の悪さと抜群のトーク力を武器に、奇妙な企画や事件へ巻き込まれていく異色のラジオ漫画。
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