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Beatsの新ヘッドホンは「付け替え」でカスタマイズするのが超楽しい! ノイキャン性能も1.75倍になった「Beats 360」発表

2026年09月22日 23時01分更新

 Beatsは9月22日、ワイヤレスヘッドホンの新製品「Beats 360」を発表した。ブランドとして、これまでにないコンセプトを採用したフラッグシップ機で、直販価格は5万9800円。Apple Storeのサイトでは本日から受注開始。店頭での販売は9月24日から開始する。

Beats 360。カラーは4色展開

 なお、この発表に合わせて、アップルはBeats Studio Proの直販価格を4万9800円に下げている。Beats 360とBeats Studio Proは、ブランドを象徴する2大フラッグシップ機として併売していく計画だ。

ライフスタイルの様々なシーンにマッチすることを目指す新コンセプト

 2006年に設立され、20年の歴史を持つBeats。Beats 360はそんなブランドの歴史の中でも「初」となる要素を数多く詰め込んだ、かなりの野心作だ。

 Beatsといえば、従来のフラッグシップはBeats Studio Pro。2008年にモンスターケーブルとの提携により誕生した「Studio」から続く伝統のある機種名だが、新製品はこれとは全く異なる製品名を採用している。

 違いは名前だけでない。Beats 360は従来のフラッグシップ機とは全く異なるコンセプトで開発された新しいフラッグシップ機なのだ。

Beats 360

 開発に際しては、技術、素材、加工技術などさまざまな側面を考慮した、100通り以上のコンセプトを検証したとする。伝統的なオーバーイヤー型ヘッドホンのスタイルに先進テクノロジーを融合させ、どのような製品に落とし込むかの議論が重ねられた。

 機種名の360は「全方向」を示す。日常的なリスニングはもちろん、ハードなトレーニングの相棒にもなる。そんな「アクティブ・ライフスタイルの究極のパートナー」として、ワクワクするようなデザインと、使いやすい機能・納得のいく音質を搭載した製品となっている。

ブランド初の「付け替え可能クッション」が楽しい

 最大の特徴は、やはりBeats製品として初めて導入した付け替え可能なイヤークッションとヘッドバンドクッションだろう。

 これは劣化した際に「交換ができる」というだけではない。異なる素材・カラーのパーツを購入することで、ユーザー自身がヘッドホンを自分の好きなデザインにカスタマイズできるようになっているのだ。

イヤークッションはイヤーカップごと取り外せる。ヘッドバンドも交換可能。

 似たようなコンセプトとしてはDysonの「OnTrack」やNothingの「CMF Headphone Pro」などがある。とはいえ、Beats 360には後述する完全ワイヤレス構造や快適さをもたらす圧力分散機構など、技術的にも注目したい要素が盛り込まれている。

 交換方法も非常に簡単なので、ビジネスユース、カジュアルユース、アクティブユースなどの利用シーンや、その日のファッションに合わせてこだわりのデザインを深掘りしていくことができる。

 このBeats 360の市場投入に際して、開発者が着目したのは、フットウェア(高級スニーカー)だったという。スニーカーでは機能性に加えて、豊富なデザインのバリエーションが用意されている。また、シューレースを付け替えるなどしてパーソナライズも可能だ。ヘッドホンにも高いカスタマイズ性を持たせ、用途や気分に合わせて自由にカスタマイズできる点を重視した設計というわけだ。

 クッションは音響的にも吟味されたメモリーフォームを採用。標準で付属するのは「Performance Knit」というファブリック調のもので、36本のフィラメントを用いたダイヤモンドニット構造で高い通気性と耐久性を両立しているという。

 本体は標準でブラック、クラウド、ピンク、スカイの4色があり、付属するイヤークッション・ヘッドバンドクッションもこれと同色のものとなる。さらに、「Beats 360 クッションキット」(8900円)を別途購入することもでき、こちらは本体色にはないネイビーとボルトを含む6色が選べるほか、Beats Studio Proや「Beats Solo 4」と同じレザーの質感で快適な肌触りを提供する「UltraPlush」素材のブラックとクラウドも用意されている。

Beats 360 クッションキットには本体にない2色も用意されている。

 これらを付け替えれば、少なくとも4×(6+2)=32種類、イヤーパッドを左右で別の色にしたり、ヘッドバンドとイヤーパッドの色を変えたりすれば、それ以上の組み合わせが楽しめることになる。

 また、素材が異なれば、音も変わるのではないかと疑問に思うかもしれないが、その点も技術で解決しているので心強い。イヤークッションを本体に取り付けた際には、内部のセンサーがどちらの素材かを自動検出し、確認音が鳴ったのち、リアルタイムでその素材に合った音響特性で再生するという。

ヘッドバンド部分ははめ込み式で道具などなしで着脱可能だ。

イヤークッションは回転させて脱着させるタイプ。こちらも簡単に付け替えられる。

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