RayNeo「RayNeo GT Max」
テレビよりいいじゃん! シンプルで簡単に使えるARグラス、寝ながら267インチの大画面、78gで長時間つけても疲れない
2026年09月21日 17時00分更新
RayNeo GT Maxを購入する3つのメリット
ポイント(1):寝ながら巨大スクリーン。映り込みの少なさに驚く
装着すると、約6m先に最大307インチの画面が現れます。ソファに座っても、ベッドに寝転んでも、画面の大きさは変わりません(当たり前)。ゲーミングディスプレイのように120Hz対応なので、カメラが速く動く映画やゲームでも輪郭がブレにくいのが没入感をアップさせるポイントです。
画質そのものも十分満足です。画面をアップで見たときに感じる細かいドット感はほとんどなく、青空の青や木々の緑が鮮明です。何より驚いたのは、映り込みの少なさでした。従来のARグラスでは、メガネの隙間から入る光が反射して画面が見づらくなる瞬間がありましたが、RayNeo GT Maxではそれが大きく抑えられていて、映画に集中できました。
ポイント(2):包み込まれる音と頭の動きに追いかけてくる音
高級オーディオブランド「Bang&Olufsen」と共同したスピーカーも注目ポイントです。イヤホンをしなくても、耳のすぐそばから音が聞こえるので、装着するだけで高音質が楽しめます。
面白いのが空間オーディオです。頭を左に向けると、画面は正面にあるのに音は右から聞こえてくる。つまり、音が画面の位置に置いてきぼりになるわけです。これが効いていて、目の前の映像がその場に「ある」ように感じられ、映画館の座席に座っているような感覚になります。
今回は映画を中心に使いましたが、セリフの聞き取りやすさも良好でした。小型スピーカーは音がこもりがちですが、RayNeo GT Maxは声がはっきり聞こえて、静かな部屋なら字幕なしでも会話を追えます。周囲への音漏れを抑えるモードも用意されているので、家族が寝ている横で自分だけ映画を見るというシチュエーションでも安心です。
ポイント(3):軽いだけじゃない! 本体の重心設計がイイ
本体の重さは約78g。普通のメガネよりは重く、一般的なサングラスが少し増量した程度という体感でした。この数字だけでも十分軽いのですが、実際に効いてくるのは重心の位置でした。ARグラスは構造上、さまざまなパーツががレンズ側に集まるぶん、前面が重くてクルマ言うところの「フロントヘビー」な製品が多い印象でした。
RayNeo GT Maxはこれがほとんどなく、鼻に一点集中で重みがかかることがありません。2時間の映画を1本観ても、鼻の付け根が痛くなりませんでした。ツルの締めつけも強すぎず、こめかみを圧迫しません。それでいてしっかりホールド感がありました。
もうひとつ便利だったのが、レンズがわずかに透けるので外の様子がわかることです。真っ暗にならないため、装着したまま電光掲示板を確認したり、手元のスマホを探したりできるので、外界と完全に断絶されるわけではありません。
購入時に注意するべきポイント
ポイント(1):グラスだけでは映像が出ない
RayNeo GT Maxは、映像を出力できる機器とつないで初めて使えます。本体に通信機能などはないので、動画配信サービスなどを見ることはできません。スマホやパソコン、ゲーム機などとUSB Type-Cケーブルで繋げて初めてポテンシャルを発揮できるのです。
スマホの場合、たとえばiPhoneだと15/16/17シリーズのみの対応で、16e/17e/Airは非対応です。購入前に自分のスマホで使えるのかどうかも確認しておきましょう。基本的にUSB Type-Cに対応している必要があるのでLightningのiPadも非対応です。
また、Dolby Visionで見るには、別売の「RayNeo Pocket TV Pro」(2万9000円)が必要です。
ポイント(2):サイズ選びと、メガネの人への追加費用
購入時に選ぶのが、目と目の距離(IPD=瞳孔間距離)に合わせたS/M/Lのサイズです。64mm未満がS、64~67mmがM、67mmを超えるならLとなります。ここが合っていないと映像がぼやけるため、事前に自分の数値を確認しておきましょう。
筆者のように普段メガネをかけている人(近視や乱視)は、そのままでは映像がぼやけてしまうので、別売の度付きインサートレンズ(視力を補正するレンズ)を用意する必要があります。
なお、明るさなどを変更する設定メニューは英語と中国語のみで、日本語には対応していません。日本語対応を期待しましょう。
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