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光回線なのに「工事待ちゼロ」!? KDDI「auひかりプラス」5Gと光の二刀流で挑む

 固定回線のブロードバンドサービスにおいて、他社との差別化やサービスの同質化が課題となる中、KDDIはモバイルと固定回線の強みを融合させた新サービス「auひかりプラス」を4日に発表しました。

 9月17日から受付を開始するこのサービスは、自社で双方のネットワークを運用するKDDIならではと言えます。17日時点での対応ISPはBIGLOBE、So-net、@niftyで、ベースの月額料金は以下のとおりです。

・ホーム 10ギガ/マンション 10ギガ:6380円
・ホーム(最大1Gbps):5720円
・マンション(最大1Gbps)/ワイヤレス:4642円

工事不要で即日開通、シームレスに光回線へ移行

 従来の固定回線は、申し込みから開通工事が完了して使えるようになるまでの待ち時間が、不満点として挙げられていました。auひかりプラスはこの問題を、送られてくる「ハイブリッドホームルーター(Aterm HY01)」をコンセントに差し込むだけで解決します。

ハイブリッドホームルーター(Aterm HY01)

 光回線の工事を待つことなく、すぐにauの5G(SA)回線によってインターネットと固定電話が利用可能です。後日の光回線の開通工事完了後は、ルーターの設定変更やWi-Fiの再設定をすることなく、ルーターにLANケーブルを接続するだけでシームレスに高速な光回線通信へ移行できます。

障害時も通信を維持する冗長化と今後のアップデート

 スマートロックや各種IoT機器、テレワークの普及により、自宅のネット回線の切断は大きな問題となります。auひかりプラスは、万が一災害や障害で光回線が切断された場合でも、内蔵された5G回線へ切り替えて接続を維持する冗長化(障害時でも機能を維持できる仕組み)に対応しています。現在は手動での切り替えが必要ですが、2026年度内には回線切断を自動検知して切り替える機能が、ファームウェアアップデートにより無償で提供される予定です。

Wi-Fi 7と有線10Gbpsによる高速な宅内環境

 このホームルーターの基本スペックには、最新の無線LAN規格であるWi-Fi 7(IEEE802.11be)を採用しています。複数帯域を同時利用するMLO技術や320MHzのチャネル幅に対応することで、無線での理論値最大速度は9.3Gbpsに達します。ルーター背面にはWAN/LANの両方に10Gbps対応ポートを備え、有線接続でも高速通信を活かせる仕様です。この環境を自社の回線提供エリアだけでなく、NTT東西の光コラボレーションモデルなどを活用した対応プロバイダーとの連携により、日本全国へ展開します。

月額770円で家族と家を守る「Wi-Fiパック」

 このルーターを最大限に活用するためのオプションとして、月額770円の「Wi-Fiパック」が提供されます。パックに加入すると、混雑の少ない高速な6GHz帯のWi-Fiが有効化されます。さらに、ルーターに内蔵されたホームネットワークプロテクション機能が、宅内の全デバイスをネットの脅威から守ります。トビラシステムズの技術を用いた「迷惑電話発着信ブロック」対応の電話サービスや、外出先での「ギガぞうWi-Fi」の利用、固定電話からスマホへの着信転送などもこの基本料金に含まれており、非常に充実した内容です。

豊富なセット割引とポイント還元による通信費の最適化

 実質的な負担を抑えるための割引制度も複数用意されています。auやUQ mobileのスマートフォンと対象プランをセットにすることで、スマホ側の月額料金が割引される「auスマートバリュー」や「自宅セット割」が適用可能です。

 また、利用料金をau PAY ゴールドカードで支払うと、合計最大10%がポイント還元されます。「auでんき」とのセット契約でWi-Fiパックの料金が最大25ヵ月間毎月最大330円割引され、その後も110円割引が継続します。新規申し込み時には「Wi-Fiパックデビュー割」により、最大13ヵ月間同パックが無料で利用できます。

実用性と安心感を高めた次世代の固定回線

 auひかりプラスは、単なる通信速度の向上に留まらず、即日開通の利便性や回線の冗長化、生活を守るパッケージオプションを揃え、固定回線の価値を再定義しています。固定回線とモバイル回線の双方を高い水準で提供できるKDDIだからこそ実現できた、極めて実用性の高い仕上がりとなっています。

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