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ブラックな日常を捨て、過去の借りを返す!と決めた25歳の戦い『この世は戦う価値がある』【Amazonマンガ週末祭】

2026年08月23日 16時00分更新

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 8月第3週(8月21~23日)の「Amazonマンガ週末祭」は、「注目の次世代作家作品」特集。対象作品が全巻50%ポイント還元セールです。その中から、今回はこだまはつみセンセイの『この世は戦う価値がある』をご紹介。

 タイトルをそのまま漫画にした、というべきか、この物語にタイトルを付けたらこうなったというべきか、それはともかく。過去に負ったトラウマ的な出来事によって、人の役に立つことでしか自分には生きていく資格がないと思い込んで生きてきた主人公が、ついには死を決意し、身の回りの整理をはじめる過程で、自分への免罪符を見つけます。それを契機に始めた「人生の決算」、自分をに対して行われてきた理不尽や不条理、借りたままになっていたお金や物、受けた恩を返して歩く姿を追う物語。殻を破ること、自分だけでなく他者にも目を向けること、強いられた理不尽以上に与えられた恩が大きいと気づくこと、言い方は違えど、そのすべての帰結するところが本作のテーマ、『この世は戦う価値がある』という気づきを得るというお話です。

 死を決意した女の、ある意味自暴自棄な生き方を追う話なのかと思いきや、彼女の決算行動によって、他者の生き方を目の当たりにし、それまで小さなものでしかなかった借り物がふいに大きな意味を持つものだったと気づかっされたりといった、ヒューマンドラマに展開していきます。生きる意味なんてない、…と思っていた人生の先で彼女が見つけた、”戦う価値”とは?

1巻だけ読んでも本作の魅力は分からない。せめて第2巻まで読んでみて。


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この世は戦う価値がある
こだまはつみ (著)
全5巻(完結)
3,817円 +ポイント還元 1,911 pt (50%)
※価格・還元ポイントは記事掲出のものです。購入時には必ず現在価格と還元ポイントをお確かめください。

作品紹介 
 社会人3年目の伊東紀理は、他人に必要とされることだけを支えに生きていた。サービス残業と過剰な仕事、セクハラ、パワハラ、金をせびる恋人。自分の感情を押し殺して働き続けた末、恋人の浮気を目撃し、ついに死を決意する。

 そんな紀理が、部屋を整理するなかで見つけたのは、臓器提供意思表示カードだった。死後に臓器を提供すれば、自分は最後に誰かの役に立てる──。その事実によって吹っ切れた紀理は、会社を辞め、モラハラ恋人から貸した金を回収。髪を刈り、これまで抑え込んでいた自分を解放する。

 彼女が作ったのは、人生の「貸し」と「借り」を記したバケットリスト。傷つけられた相手への清算、やり残したこと、返していない恩を一つずつ処理していくバケットリスト。紀理は、やり残したバケットリストを消化するために残りの人生を使おうと、第二の生活を始める。

 そうして始めた第2の人生の中で得た新たな人々との出会いを通じて、紀理は自分以外の人々の人生にも触れていく。やがて総決算は、彼女が長く避けてきた父親と家族の過去へ行き着く。

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