今度は120倍ズームも! カメラ進化にAIも注目の「Pixel 11」は日本向けに価格も手頃
2026年08月12日 23時00分更新
グーグルは、Androidスマートフォンの新モデル「Pixel 11」シリーズを発表。すでに予約受付を開始しており、発売は8月20日(木)。SIMフリーのほか、MNO4社でも取り扱われる。なお、今回から一部量販店でSIMフリー版の販売も開始される。本記事では折りたたみ以外のPixel 11/11 Pro/11 Pro XLについて紹介する。
標準モデルはカメラ強化も日本では実質値下げ!?
13万6800円~は日本市場重視の表われか
まずはラインアップ。2024年のPixel 9で、6.3型の標準モデルに、Proモデルは6.3型と6.8型と、計3モデル構成になったが、これはPixel 10に続いて、Pixel 11でも継承。特徴的な楕円形のカメラバー部を含めて、デザイン面では大きな変更はない。
ただし標準モデル(Pixel 11)は要注目。Pixel 10から望遠レンズが付いて3眼になっているが、メインカメラのセンサーが大型化するなど強化されている。それでいて価格は13万6800円(256GBモデル)。前モデルのPixel 10は128GBモデルが12万8900円、256GBモデルが14万3900円だったので、部材高騰/円安進行の折に日本向けにはバーゲンとも言っていい価格。特に注目だろう。
| GoogleストアでのSIMフリー版の価格 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
| Pixel 11 | ―― | 13万6800円 | 15万6800円 | ―― |
| Pixel 11 Pro | ―― | 17万4800円 | 19万4800円 | 23万4800円 |
| Pixel 11 Pro XL | ―― | 20万7800円 | 22万7800円 | 26万7800円 |
| Pixel 10 | 12万8900円 | 14万3900円 | ―― | ―― |
| Pixel 10 Pro | ―― | 17万4900円 | 19万4900円 | ―― |
| Pixel 10 Pro XL | ―― | 19万2900円 | 21万2900円 | ―― |
ハイビスカスの赤をイメージした筐体色が魅力
カメラ部の出っ張りが減りながら、性能は強化の「Pixel 11」
それぞれの注目点を見ていこう。標準モデルのPixel 11は、カメラバー部の出っ張りを前モデルから40%低減。純正ケースをつけた場合にはほぼフラットになるなど、デザインの進化が特徴。サテン仕上げのメタルフレームとガラスの背面はこれまでと同様。
カラバリも鮮やかで特に赤が眩しいHibiscus、渋いグリーンのPistachioには注目。おなじみのFrostとObsidianも用意されている。
カメラバー部は出っ張りが減ったのに性能はアップ。メインカメラのセンサーサイズは、物足りなさがあった1/2型から1/1.56型にアップ。さらに超広角と光学5倍の望遠レンズを加えた3眼構成。超解像ズームは前モデルの最大20倍から、最大30倍に強化されている。この後に紹介するProモデルとの差はあるものの、これだけの性能があれば十分と考える人の方が多いだろう。メモリーは12GB、ストレージは256GBと512GB。
Pixel 11 Proはついに最大120倍の超解像ズーム
カメラバー部のLED「HiLight」にも要注目
続いては、Pixel 11 Pro/11 Pro XL。両モデルはディスプレーのみ異なり、そのほかのスペックは共通。
外観面での最大の変化はカメラバー部の右端に用意された「HiLight」と呼ばれるLED(代わりに温度センサーは廃止)。通知や着信をやさしく光ることで知らせてくれるほか、Geminiに話しかけた場合は現在音声を聞き取っている状態か、考え中か、応答中か、状態に合わせて異なるパターンで点灯する。
こちらのカメラも進化。メインのセンサーが1/1.3型の5000万画素なのは従来と同じながら、望遠レンズのセンサーは1/2.51型→1/1.95型と大型化。AI生成と組み合わせて、遠くの被写体を微細に写し出す「超解像ズーム Pro」は従来の最大100倍から120倍へと強化された。
カラバリはCanyon、Olive、Fog、Obsidianの4色。Canyonが特に印象的だ。メモリーは256GBモデルのみ12GBと前モデルから減っており、512GB/1TBモデルは16GB。
続いては新CPU「Tensor G6」によって、もたらされる新機能。AIについては「Gemini Intelligence」の名称で、発売後も順次機能が追加されていく予定。
代表的なものでは「AI音声入力」が挙げられる。従来の音声入力は、基本的にはユーザーが話した内容を忠実にテキスト化するものだったので、ユーザー側は「えー」「あー」といったつなぎ言葉を入れず、文語を意識したかしこまった内容で話しかける必要があったが、AI音声入力はそれらを省き、ユーザーの意図に合わせたテキストに自動的にしてくれるというものだ。
このAI音声入力はGboardの機能として組み込まれているので、アプリを問わずに利用可能。なかなか利便性は高そうだ。
カメラの新機能では「マジックキャプチャー」がある。これは動画撮影中にGeminiが約400フレームを解析し、「これは!」という瞬間を判断して、写真として自動的に切り出してくれるというもの。シャッターボタンを押すことに必死になるあまりに、貴重な瞬間を見逃すことがなくなるわけだ。
最大25W対応のQi充電は前モデルでサポート
忘れ物タグがさらに便利になるUWB対応はProモデルのみ
そのほか、詳しいスペックは下の表を見ていただきたいが、Qi 2.2による最大25W充電は全モデルで対応。オプションのPixelsnap充電器(1万1220円)との組み合わせで利用できる。11月発売予定の「Pixel Tag」(5010円)との組み合わせで、詳細な距離や方向まで測定できるUWB機能はProモデルのみの搭載となっている。
| Pixel 11 | Pixel 11 Pro | Pixel 11 Pro XL | |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 13万6800円(256) 15万6800円(512) |
17万4800円(256) 19万4800円(512) 23万4800円(1TB) |
20万7800円(256) 22万7800円(512) 26万7800円(1TB) |
| ディスプレー | 6.3型有機EL (20:9) 60~120Hz対応 |
6.3型有機EL (20:9) LTPO 1~120Hz対応 |
6.8型有機EL (20:9) LTPO 1~120Hz対応 |
| 画面解像度 | 1080×2424 | 1280×2856 | 1344×2992 |
| サイズ | 72×152.8×8.6mm | 71.9×152.7×8.4mm | 76.5×162.7×8.5mm |
| 重量 | 197g | 204g | 226g |
| CPU | Google Tensor G6 | ||
| 内蔵メモリー | 12GB | 12/16GB | |
| 内蔵ストレージ | 256/512GB | 256/512GB、1TB | |
| 外部ストレージ | × | ||
| OS | Android 17 | ||
| 対応バンド | 5G:サブ6(n1/2/3/5/7/8/12/13/14/20/25/26 /28/30/38/40/41/66/71/75/77/78/79) 4G LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19 /20/21/25/26/28/29/30/32 /38/39/40/41/42/48/66/71/75 W-CDMA:1/2/4/5/8 4バンドGSM | ||
| 無線LAN | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 7 | |
| カメラ画素数 | 48メガ (1/1.56型、OIS) +13メガ (超広角、マクロ) +48メガ (光学5倍、OIS) /イン10.5メガ |
50メガ(1/1.3型、OIS) +48メガ(超広角、マクロ) +48メガ(光学5倍、OIS) /イン42メガ |
|
| バッテリー容量 | 4985mAh (30W対応) |
4850mAh (30W対応) |
5115mAh (45W対応) |
| Qi | ○(最大25W) | ||
| UWB | × | ○ | |
| FeliCa/NFC | ○/○ | ||
| 防水・防塵 | ○(IP68) | ||
| 生体認証 | ○(画面内指紋+顔) | ||
| SIM | nanoSIM+eSIM(eSIM×2) | ||
| USB端子 | Type-C | ||
| イヤホン端子 | × | ||
| カラバリ | Frost、Pistachio、Hibiscus、Obsidian | Canyon、Olive、Fog、Obsidian | |
| 発売日 | 8月20日 | ||
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