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「データセンター」って何? みんな使ってるのに、建設反対運動が起きてるらしいけど……

2026年07月30日 07時00分更新

住宅地のど真ん中に突如出現した「データセンター」。巨大建築が我が家にニラミを効かせる毎日……コイツはいったい何なのだ!?

AI時代の巨大インフラとも言われますが……

 ニュースで時々見かけるようになった「データセンター」。テレビで見る限りは馬鹿デカい箱状の巨大建築で、電気や水を大量消費する、らしい……。

 世界各地で建設反対運動が起こってるとか、これを作るせいでパソコンやスマホが値上がりしたとか、話の断片だけは聞こえてくるんですが、そもそも「データセンター」って何でしょう? 

 ざっくり表現するなら“世界中のデータとコンピューター(サーバー)を24時間365日動かし続けるための建物”でしょうか。

 私たちがショート動画でヒマを潰したり、チャッピーに明日提出の報告書をでっち上げてもらったりするとき、その裏では世界のどこかで高性能コンピューターが計算をしています。その高性能コンピューターがぎっしり詰め込まれている場所こそ「データセンター」です。

 かつて企業は、自社サービスを運営するためのコンピューターなどをオフィス内に置いて自ら管理していましたが、ほどなく電力や通信速度、安全管理を賄いきれなくなりトラブルが相次ぎました。これを受けて、「人間ではなくコンピューター最優先の建物を作って、“企業のコンピューター置き場”として貸せば儲かるのでは?」という考えで生まれたのが「データセンター」というわけです。

 やがて、内部に詰め込むコンピューター込みで「データセンター」を作り上げ、その計算能力を月額で使わせるというクラウドサービスが誕生して大ブレイク。以後、「データセンター」の建設は加速化していきます。

 そして2022年以降、生成AIの隆盛によって“膨大な計算能力を束ねて不眠不休で動き続ける巨大計算機”としての「データセンター」の需要は急激に伸びています。同時に、多数のユーザーがいる都市部周辺に作られる機会も増えたことで、“無関係な人間の侵入を許さない無機質な巨大建築”が各地に建設される流れとなり、周辺住民との軋轢も発生しているようです。

AIの成長を支えるデータセンター。その裏で地域との軋轢も

 執筆現在、「データセンター」は生成AIのおかげで需要が急激に高まっており、巨大計算機として構築するためのパーツを世界中からかき集めています。その結果、私たちが手元で生成AIを使うためのパソコンやスマホのパーツまで不足して値上がり中という、ナンセンスな状況も起こっています。

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