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川上量生氏が仕掛けた「POPOPO」、開始半年で終了へ

2026年07月15日 15時30分更新

 POPOPOは7月15日、通話アプリ「POPOPO」を9月17日午後3時に終了すると発表した。7月22日にプレミアム会員の新規登録・更新とコイン販売を停止し、8月31日には新規ダウンロードを終了する。

 POPOPOは、川上量生氏が個人で全額出資して立ち上げたサービス。川上氏は同社の取締役にも就任し、西村博之氏、GACKT氏、庵野秀明氏らとともに運営体制に名を連ねた。ニコニコ動画を手掛けた川上氏の新たな国産SNSとして、開始時から注目を集めていた。

 顔を映さず、3Dアバターを介して会話やライブ配信を楽しめる「カメラのいらないテレビ電話」を掲げ、話し手の表情や会話の流れに応じてカメラワークを自動生成する仕組みを特徴としていた。

 終了理由については、今後の事業環境やサービスの最適化を総合的に検討した結果とする。サービス開始から終了までの期間は約6ヵ月で、短期間での撤退となる。

 サービス終了まではアプリを引き続き利用できる。残る提供期間に向けて、外部の3Dアバターデータを読み込めるVRM機能と、配信活動への貢献に応じて付与する「LIVEポイント」のアップデートも予定する。

 購入済みの有償コインは9月17日のサービス終了まで使用できる。使い切れなかった残高は払い戻しの対象となり、受付期間は9月17日午後3時から11月17日午後3時まで。詳しい申請方法は受付開始までに案内する。

 サービス終了後はアカウント情報と、アバターに当たる「ホロスーツ」のデータがすべて消去される。他のサービスへのデータ移行や引き継ぎには対応しない。

 有償コインの残高確認や払い戻し申請では、アプリ内のユーザーIDなどが必要になる可能性がある。同社は、払い戻しを予定する利用者に対し、手続きが終わるまでアプリを削除しないよう呼びかけている。8月31日以降は新規ダウンロードが停止されるため、削除後に再取得できない可能性がある。

 著名人をそろえ、川上氏が自ら資金を投じた大型プロジェクトだっただけに、半年での終了は国産SNSの定着の難しさを改めて示す結果となった。

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