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市場トレンドやユーザー動向を「3行まとめ」で理解する 6月20日~6月26日

若手エンジニアの半数が「管理職になりたくない」理由は/AIコーディング普及で開発ボトルネックは「レビュー」へ/社内不正が増加傾向、ほか

[セキュリティ] ランサムウェア感染への備え、実施率が最多の「バックアップ」でもまだ4割強にとどまる(ガートナージャパン、6月24日)
・ランサムウェアに備える対策、「バックアップからの復旧」でも4割強と不十分
・「身代金を支払わない」ルールを定めた企業は3割弱、約7割は「感染後に判断」
・インシデントが発生することを前提とした事前準備、机上演習の継続実施が急務

 従業員500人以上の国内企業を対象とした調査より。ランサムウェア感染に備える対策は、前年調査よりは強化されているものの依然として不十分な実態が浮き彫りに。実施している対策は、「バックアップからの復旧」(42.7%)、「感染時の対策のマニュアル化」(40.3%)、「インシデントの公的機関への届け出体制」(34.7%)などが上位。脅迫者からの身代金要求への対応について「原則として支払わないが、具体的なルール化はしていない」企業が多く、実際に攻撃が発生した際の対応が定まらないリスクを抱えている。

 ⇒ ランサムウェア攻撃を含むサイバー攻撃は、災害対策と同じように事前の備えが必須です。攻撃者によるAIの悪用で攻撃手法は高度化しており、日本語の壁もなくなった現在、「自社は大丈夫」という思い込みは危険です。

国内企業に聞いた、ランサムウェアに備えた対策。最多の「バックアップからの復旧」でも5割に満たない(出典:ガートナー)

身代金要求への対応を「ルール化している」組織は少数派。方針は定めていてもインシデント発生時の実効性には疑問(出典:ガートナー)

[人材][キャリア][エンジニア] 約半数の若手ITエンジニアは「管理職になりたくない」、理由は「責任に報酬が見合わない」(キッカケクリエイション、6月22日)
・25~39歳のITエンジニアの半数弱が「管理職になりたくない」
・なりたくない理由は「業務量・責任に対し報酬が見合わない」が過半数
・「1社内での昇進」より「副業/複業で技術の幅を広げる」に魅力を感じるエンジニアが多数派

 25~39歳の非管理職ITエンジニアを対象に「管理職離れ」現象について調べた。管理職に「なりたい」(50.0%)と「なりたくない」(47.5%)の意識は拮抗しており、72.2%が「管理職へのネガティブイメージの広がり」を実感しているという。管理職になりたくない理由としては「業務量や責任が増える割に報酬が見合わない」(54.7%)が最多で、ほかにも「上司と部下の板挟みになるストレス」(44.8%)などが挙がった。年収アップで管理職を引き受けるならば「100万円以上200万円未満」(27.1%)という意見が最多だったが、「金額に関わらずなりたくない」という回答も13.3%あった。

 ⇒ 「管理職がどう変われば魅力的に感じるようになるか」という設問では、「柔軟な働き方(リモートワーク、フレックスなど)の維持」(38.1%)、「報酬体系の見直し」(34.6%)といった回答が挙がっており、従来の管理職のあり方そのものに疑問を持つ人が多いようです。同社では、約半数が管理職を志望しないという調査結果について、旧態依然とした役割設計への「合理的な回避」だと分析しています。

「将来的に管理職になりたい」「なりたくない」の回答はほぼ半数ずつ(出典:キッカケクリエイション)

管理職になりたくない理由のトップは「報酬が見合わない」(出典:キッカケクリエイション)

どのくらい年収が上がれば管理職を引き受けても良いと思うか(出典:キッカケクリエイション)

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