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「そういえば……」な疑問に30秒解説

ディスプレーの“チカチカ”を減らす!? 「フリッカーフリー」って何?

2026年06月24日 17時00分更新

「フリッカーフリー」って何の略?

「昔そんな名前のWebサービスを使ってたような……」

 そっちは懐かしの画像共有系SNS「Flickr」。こっちの綴りはFlickerです。

 最近ではたいていの外付けディスプレーに採用されている技術「フリッカーフリー」。たまに聞きますけど、いったい何のことでしょう? とりあえず“フリッカーがない”という意味なのでしょうが、そもそもフリッカーがわかりません。

 「フリッカーフリー(Flicker-Free)」のフリッカーとは明滅、ちらつきといった意味。つまり“画面のチラつきをなくす”技術だとわかるわけですが、目に見えて画面にチラつきがある(あった)ことを認識していた人はそう多くないはずです。

 と言うのも、ひと昔前の液晶ディスプレーはバックライトを点けたり消したりすることで明るさを調節していたのですが、その点滅は1秒間に数百回~数万回という、文字通り“目にも止まらぬ”速さだったからです。

 簡単に説明しますと、液晶ディスプレーの明るさが最大値100のとき、バックライトは常に点灯している状態です。そこから明るさを下げていくとバックライトは点滅を始めます。そのまま50に落とすと、点灯と消灯の割合は半々の1:1になります。もっと暗くして30にまで下げると、点灯と消灯は3:7の割合で点滅することになります。

 そんな頻繁(?)にバックライトが消灯していたらディスプレーとして使いものにならない気もしますが、それでも私たちの脳は「ディスプレーの明るさが結構落ちたな」と感じるのみで、バックライトが消えている瞬間があると見抜くことは困難です。ただし、目の筋肉はその点滅の影響を受けて疲労を蓄積させていき、そのうち目の疲れや頭痛などを引き起こします。

 この弱点を克服すべく開発された技術こそが「フリッカーフリー」なのです。

 大雑把に言いますと、「フリッカーフリー」のディスプレーは、高速でバックライトを点滅させて明るさを調節するのではなく、バックライトに流す電気の量をコントロールしてライト自体の光の強さを調節します。

知らないうちに目が疲れる原因かも……な“画面のチラつきをなくす”技術

 それによって、電灯スイッチを超高速でオンオフさせるような状態ではなく、調光機能付き照明のように“バックライトが点きっぱなし”のまま明暗を調節できるようになったため、目の筋肉への影響も抑えられました。

 なお、あまりに暗くすると色味に変化が生じてしまうというデメリットは存在していますが、影響がわかりやすく出るまで明るさを絞って使いたい人は今のところ少数派だと思われるので、仕事やゲームで使う私たちにはほぼ無関係と言って良いでしょう。

「フリッカーフリー」は外付け液晶ディスプレーの標準装備

 現在新しく発売される製品はほぼ「フリッカーフリー」技術を採用しています。今回紹介するASRockのゲーミングモニター「PG27QFT2C MN1429」も「フリッカーフリー」採用済みです。

 今どきのゲームプレイに適した27型のQHD(2560×1440ドット)IPSパネルを採用したゲーミングモニターです。フルHDより表示領域が広く、ゲーム画面の細部や作業ウィンドウも見やすいのが魅力。さらに最大180Hzの高リフレッシュレートと1ms(MPRT)の応答速度に対応しているため、動きの速いゲームでも映像がなめらかに見えやすく、FPSやアクションゲームでも気持ちよく遊べる仕様。

 2026年6月24日現在、Amazonでは3万円を切る価格に。ゲーマーのみならず外付けディスプレーを使いたい人に広くおすすめできる一台となっています。

 

※価格・在庫情報は掲載時点のものです。最新情報はAmazon商品ページをご確認ください。

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