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ケンコー・トキナー「レトロデジ90」

【これいいね!】安いトイデジカメ、巻き上げ式・液晶ナシ・32万画素「だがそれがいい」

スマホ全盛期に32万画素で液晶ナシ? しかも手動巻き上げ!
ケンコー・トキナーの「レトロデジ90」は愛すべきカメラ

 今回紹介する「レトロデジ90」は、ケンコー・トキナーが発売したトイデジカメです。最大32万画素の低解像度のセンサーを搭載し、昔のデジカメのような粗い画質を楽しめます。本体デザインはレンズ付きフィルム風で、撮影後は手動で巻き上げ操作をする仕組みです。

 背面液晶モニターは非搭載で、撮影時は光学ファインダーを覗いて構図を決めます。撮った写真をその場で確認できない仕様も特徴です。データはmicroSDカードに保存します。気軽に持ち歩ける軽量コンパクトなサイズ感も魅力です。

【推しポイント1】
1枚ごとに巻き上げが必要。だがそれがいい

 このカメラ、シャッターを切ったあと、そのまま次の1枚は撮れません。毎回レバーを回して“巻き上げ”をする必要があります。はっきり言って面倒です。スマホ世代からすると「なんで!?」と言いたくなるレベルです。フィルム入ってないのに……。

 だがそれがいい。

 このひと手間が入るだけで、写真を雑に撮らなくなります。「次は何を撮ろうかな」と考える時間が生まれますし、撮影のリズムもゆっくりになります。パシャパシャ大量に撮るのではなく、昔のカメラで味わった“1枚を楽しむ感覚”がちゃんと戻ってきます。

 機械を操作している感覚も強くて、ガジェット好きにはかなり刺さるでしょう。

YouTubeで「レトロデジ90」のレビュー動画を見るのレビュー動画を見る

【推しポイント2】
液晶なしの不安感。だがそれがいい

 レトロデジ90には液晶モニターがありません。つまり、撮った写真をその場で確認できません。プレビューできないのです。いまどきかなり珍しい仕様ですね。

 だがそれがいい。

 「ちゃんと撮れてるかな?」という不安が、逆に楽しいんです。帰宅してからデータを見るまで結果がわからないからドキドキ。この感覚、フィルムカメラ世代には懐かしく、若い世代には新鮮だと思います。しかも、液晶がないことで撮影に集中できます。ファインダーを覗いて、シャッターを切る。ただそれだけ。

 失敗写真すら“味”になるカメラです。

通常モードで撮影

モノクロモードで撮影

セピアモードで撮影

【推しポイント3】
おチープ外観。だがそれがいい

 見た目は完全に“あえて”安っぽい方向に振ったデザインです。昔のレンズ付きフィルムを思わせる外観で、高級感とは無縁。

 だがそれがいい。

 バッグから出した瞬間、「なにそれ?」と話題になりますし、気軽に持ち歩けるのも魅力です。高価なカメラのように気を使わなくていいので、散歩や旅行でもラフに使えます。しかも、この見た目と32万画素の画質が妙に合っています。写真は粗くて、色もどこか不安定。でもそれが“平成レトロ感”を強く出してくれます。

 キレイすぎない写真を楽しみたい人には、このチープ感はむしろ武器です。

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