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911 GT3がついに屋根を開けた! ポルシェ新型GT3 S/Cは軽さと6MTに振り切った1台

2026年04月17日 15時00分更新

ポルシェ、911 GT3初のオープンモデル

 ポルシェは4月14日、新型「911 GT3 S/C」を発表した。911 GT3としては初めてフルオートのコンバーチブルルーフを備えたモデルで、GT3の高回転型自然吸気エンジンを、固定ルーフなしで楽しめることが最大の特徴となる。発売は2026年9月からを予定しており、価格は3843万円。なお、すでに受注を開始している。

 911 S/Tの軽量設計と、911 GT3の4.0L水平対向6気筒自然吸気エンジンを組み合わせ、最高出力は375kW(510PS)、最大トルクは450Nmとした。

 このモデルは、現行911シリーズのオープントップ仕様として唯一の純2シーターでもある。変速機は軽量ショートレシオの6速MTのみを設定し、ドライビングプレジャーを前面に押し出した構成とした。

軽量化を徹底し、1497kgに抑えた“屋根なしGT3”

 911 GT3 S/Cの特徴は、オープン化しながら軽量化を徹底している点。車両重量は1497kgで、フルオートのソフトトップを備えながらも、991世代の911 Speedsterに対して約30kg増にとどめたという。

 ボンネット、フロントフェンダー、ドアにはカーボンを採用し、固定ルーフの911 S/T由来のカーボン製スタビライザーやシアプレートも受け継ぐ。

 さらに、標準装備のPCCBブレーキは鋳鉄ブレーキより20kg以上軽く、20インチ/21インチのセンターロック式マグネシウムホイールによって回転質量も約9kg削減した。

 40Ahの軽量リチウムイオンバッテリーも採用し、車両全体で軽さを積み上げている。コンバーチブルルーフにもマグネシウム材を用い、軽さとクーペライクなシルエットを両立した点も注目される。

9000rpmまで回るNAエンジンと6MT

 パワートレインには、最新の排出ガス規制に対応した自然吸気4.0L水平対向6気筒エンジンを搭載する。2基のパティキュレートフィルターと4基の触媒を備えつつ、ルーフを開けた際により強く味わえるサウンドも追求した。先代911 GT3からシリンダーヘッドを改良し、911 GT3 RS由来のよりアグレッシブなカムシャフトを採用することで、高回転域でのレスポンスも高めている。

 最高回転数は9000rpmに達し、0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は313km/h。シャシーは911 GT3 Touring Packageに近い設定とされ、オープントップの911として初めてダブルウィッシュボーン式フロントアクスルを採用した。

 加えて、ルーフは約12秒で開閉可能で、停車時だけでなく50km/h以下でも操作できる。電動ウインドディフレクターは120km/h以下で使用でき、高速域や低温時でもオープン走行を楽しみやすい仕様だ。

 内装は2シーター構成を基本とし、軽量カーペットやカーボンプルハンドル付きドアパネルを採用。オプションの「Street Style Package」では、Pyro Redのグラフィックや4トーンの編み込みレザー、専用意匠のシフトノブなどで個性を強められる。

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