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ソニー、ついに720Hzモニター投入 リフレッシュレート競争が限界突破

2026年04月15日 11時55分更新

 リフレッシュレート競争が、また一段階跳ね上がった。ソニーは4月15日、有機ELゲーミングモニター「INZONE M10S II」を発表した。QHDで540Hz、HDでは最大720Hz表示に対応し、eスポーツ向けモニターの超高速化を推進するモデルになる。5月22日発売で、想定実売価格は17万5000円前後。

 最も大きな特徴は、やはり720Hz対応だ。現時点でもゲーミングモニター市場では500Hz超の製品がようやく最上位帯に出始めた段階で、720Hzは明らかにその先を狙った数字になる。

 次世代タンデム構造の有機ELパネルを採用し、QHD(2560×1440ドット)で540Hz、HD(1280×720ドット)で720Hz表示に対応する。応答速度は0.02msで、動きボケを抑えるモーションブラーリダクション機能も搭載する。映り込みを抑える反射防止フィルムも備え、競技シーンでの視認性を高めた。

 さらに、eスポーツ大会で広く使われる24.5インチ相当の表示へ切り替えられるモードや、TN液晶の見え方を再現する「FPS Pro」モード、Fnaticのプロ選手と調整した「FPS Pro+」モードも用意する。単に有機ELで高画質という話ではなく、競技プレイヤーが慣れた見え方や環境を再現するという方向だ。

 モニターの進化は、もはや“きれいに映る”だけでは足りない。どれだけ速く、どれだけ競技に最適化できるか──その勝負が、720Hzという数字でまた一段と過熱してきた。

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